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人間関係が驚くほどラクになるコツ11

☆傷つきやすい人は乗り越える方法を考える

世の中には不機嫌さを自分でコントロールできずに、
他人に嫌がらせをする人がいます。

職場の中には、いつも怒鳴り散らすパワハラ的な人もいます。
ママ友の中には、他人に意地悪をする人もいます。

こういう人を避けて過ごすことができればいいのですが、
現実にはなかなか大変なことです。
迷惑な人はどこにでもいますので、何度も同じ経験をすることになります。

嫌がらせをされて毎回傷ついてばかりいてはつらいですから、
傷つきやすい人は乗り越える方法を考えておくことも大切です。

本来は、学校時代のつらい経験を通じて乗り越えるスキルを身につけられるといいのですが、今の学校ではそういうことは教えてくれません。

学校でいじめや嫌がらせが減るように教育することはもちろん大切です。
しかし、嫌がらせを受けた人が乗り越えられるように
教えてあげることも大切なことです。
社会には残念ながら、人に嫌がらせをする人がときどきいます。
相性の悪い人もいます。
そういった人に賢く対応していく対人関係スキルを身につけないまま、
大人になっていき、社会に出ると、
嫌な思いをストレスとしてどんどんため込み、
心や体をこわしてしまうことにもなります。

学校で教えてくれなくても、
自分でそのスキルを学んでいくことは大切です。
会社に出てからでも二十代、三十代のうちにそれを身につけておけば、
その後同じような人に出会っても対応していけます。

問題は先送りしてしまうより、そのときは苦しくても、
乗り越える方法を身につけておいたほうがいいと思います。

その方法は、案外簡単です。
人に打ち明けることです。

傷つきやすい人の多くは、自分の気持ちをうまく打ち明けられません。
自分が傷ついていることを知られたくない人もいますし、
家族などを心配させたくないので打ち明けられないという人もいます。

でも、打ち明けて力を貸してもらうと、解決の方法が見つかって、
乗り越えていけることが多くなります。

たとえば、会社で嫌がらせを受けているとしたら、
誰かに打ち明けてみることが第一歩です。
人に話してみると、少し気持ちを整理できて落ち着いてきます。
相談をしながら対応法を考えると、より良い方法が見つかります。

ママ友のことで悩んでいるなら、夫に相談してみたり、
別の友達に相談してみたりすると、少し気持ちが軽くなることがあります。すぐには解決しなくても、まず一歩踏み出すことができます。

一度乗り越える経験をすると、
次に同じような経験をしたときにとても役立ちます。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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