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愛知ドビー:バーミキュラのビジネスモデル図解とマーケティングトレース

バーミキュラを開発した愛知ドビーのカンブリア宮殿をみて、こんな日本ブランドを増やしたいと感じました。

愛知ドビーは、中小製造業の下請け脱却から、メーカー直販モデルへの美しすぎる転換事例だと考えています。

もちろん、そのプロセスは泥臭いことの積み重ねで、どこでも簡単に真似できるものではありません。
しかし、再現性はトレースしていけば見出せるはずです。

バーミキュラを取り巻くビジネスモデルの全体像

バーミキュラは技術力だけではない。顧客体験のデザイン力に注目

町工場が技術×デザインで新境地を切り開くというニュースが出ていました。

町工場がデザインを取り込み、新しいプロダクトを開発する流れが盛り上がっているのは素晴らしいと感じます。

ただ、技術×ビジュアルデザインだけでは足りないと思うのです。

愛知ドビーも、部品メーカーとして培ってきた技術力があったからこそ、独自の鋳物ホーロー鍋を開発できたという要素はあります。

ただ、自分が注目したのはコールセンター(コンシェルジュ)と、マーケティングの機能です!

図解だと、右側部分ですね。

バーミキュラホームページにある、下記ブランドページのコンテンツは、ぜひ一読することオススメです。

専用レシピブック

注文から、レシピ、修理まで一生サポート

独自のブランドを築くためには、独自の技術力でプロダクト開発するだけでは足りない。顧客体験をデザインする視点が必要不可欠。

この商品開発から顧客体験のデザインまで一連のプロセスを学ぶことができるのが、愛知ドビーの事例です。

技術力+顧客体験デザイン=ブランド

中小製造業、町工場は産業構造やビジネスモデルからリデザインするという発想が大切だと感じています。

優れた技術から良いプロダクトをつくるだけではなく、良いサービス、良いビジネスモデルまでデザインをする視点を持つことで、もっと魅力的なブランドを生み出すことができると信じています。

こちらはマーケティングトレースの全体像です。

自分がCMOだったらの仕掛けは、生成AIにてイメージも合わせて作成してみました。