【邦画】「風立ちぬ」
山口百恵主演文芸作品第5弾、百恵&友和のゴールデンコンビによる1976(昭和51)年の東宝作品「風立ちぬ」。監督は若杉光夫。
ご存知、堀辰雄の小説の映画化。前に、久我美子主演の映画(1954年)を観た。
結核を患った薄幸の少女節子と、学徒動員される学生達郎の淡い恋の物語。まだまだあどけない感じの百恵ちゃんが魅力的だ。
当時は、結核🟰死の病気だったのだね。
原作は同じでも、ジブリの同作品の構成とは随分違う。
軽井沢の別荘に、昔のブルジョア風のフリルが付いた可愛いファッションのお嬢様、それに不治の病と療養と、爽やかで健康的なイケメン学生…もうなにをかいわんや。
達郎が出征する前、せっかく節子が「女になりたい」と誘ってるのに抱かないなんて。久我美子版もそうだが、純なままで夭折してしまいかわいそ過ぎる。
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。