読書
そーだ、そーだった。本の内容なんて、片っ端から忘れていっても良いのだ。
とにかく何でも大量に文字を入れて流していく中で“何か”が少しづつでも頭に残っていく。その“何か”の蓄積が読書の効果ってものだと思う。“何か”は考え方だったり、モノの見方だったり、感情だったり…人によって違うだろう。
音楽を聴くように文字を頭に入れて“流し読み”“拾い読み”していけば良いのだ。
つまらなかったり、合わなかったりすれば、途中で投げ出しても全然OK。読書は読み人が主体の自由な行為。人生は短い。時間をムダに費やすことはなるべく避けた方が良い。
一字一句全部頭に入れて理解しよう、覚えようとするから苦痛になるのだな。
作家に失礼とか版元に申し訳ないとかいうのは単なる言い訳に過ぎなくて、せっかく買ったのだから、借りたのだからもったいないという小市民的貧乏性からきてるのだ。よくいえば本に対して真面目過ぎるということか。
もちろん時間をかけてでもジックリと全部読みたくなる、熟読したい本はあるのだが、圧倒的に少ないしね。
ーーーー先日、図書館で読書論の本を眺めてて思う。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。