「本は10冊同時に読め!」
ブックオフで見つけた格安本。
並列読書は、俺も前からやってる。でも、せいぜい5冊くらいだけど。
日本マイクロソフトの社長の読書論。
サクッと読んだけど、反発したくなることも多かったなぁ。
高所得階級と、それ以外の“庶民”と分けて、一生、庶民で終わらないための読書の仕方を教示する内容。
要は、様々なジャンルの本を、常時10冊ほど併読することで、情報への判断力が磨かれて、“クリエイティブクラス”になれるというもの。併読すれば、速く深く多く、読めるってのはその通りだと思う。
人生は遊ぶためにあって、読書に目的など持つな、成功本なんて捨てちまえ、読書メモなんてとるな、読書をしない人と付き合う必要はない、頭デッカチおおいに結構、本は捨てない・貸さない・借りない、文学なんて読む意味がない…等々、賛同することもあるけど、「本を読まない人はサルである」とまでは言わんよ。
確かに、数多く本を読んでも、多分、片っ端から忘れていくものだが、活字が眼を通して頭に入って行く中で、澱みが水の流れでキレイになっていくように、脳が活字のシャワーによって活性化して(←洗脳みたい 笑)、そして、脳の中で、ほんのわずかでも、何かが引っかかっていくのだと思う。何かは人によってそれぞれだろう。それが読書の効果だと俺は考えるね。
何かがいっぱい残ってる人こそ、発想力、創造力、コミュニケーション力も豊かで、人生を楽しむ力、つまりは人間力を持ってるものだと思う。
IQも低くて、天才じゃないし、地頭が良いとは決して言えないので、地頭を伸ばそうとするのではなく、今ある決まった地頭を、如何に精一杯使うかを考えた方が良いと思ってる。
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