「地獄の季節」
「また見つかった、何が、永遠が、海と溶け合う太陽が。」…。
若い頃に読んだアルチュール・ランボー(享年37)だけど、小林秀雄センセイの訳だったのかぁ。
ランボー19歳の時の散文詩で、コレ以降、一切書くのを止めて、放浪の旅に出ている。
自然にでさえケンカを売るような凄まじい叛逆の言葉の数々は、まさにパンクだぜ!
表現は決して経験だけではないことがよくわかる。若干19歳で、これだけの言葉を生み出すのは、当時の環境もあったろうけど、多分、皆と違って、ちょっとだけでも、視点がズレてたのだと思う。そして、それを何の迷いもなく文にする勇気があったのだろう。
詩は特に共感が必要だと思うから、素晴らしい詩は、例え、冷たく突き放してても、側で寄り添う余地を残してるものだ。イメージできなくとも良い、エネルギーを感じることができればね。
「メトロポリタン」と「岬」に“日本”が出てくる。
イケメン↓
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。