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潜伏キリシタン

昨年、世界遺産となった長崎の“潜伏キリシタン”関連だが、県立図書館で一周年記念の展示があると熊日新聞に載ってたので寄って来た。

戦国時代から明治期の、隠れた信仰具や言い伝えの古文書、記録の巻物、天草四郎時貞(ジュリーが演じた彼は妖艶だったな…)が主役の“島原の乱”のパネルなどが並んでた。

キリシタン信仰なんて、偶像崇拝じゃないけど、わざわざ摘発されるようなモノを作って(アワビの貝殻にクロスを書いたりしてる)、隠れて信仰しないでも、心の内に信仰心があればいいじゃねえの?って思うけど、お上に歯向かい、命をかけて隠れて儀式をやることが、日本の閉鎖的なムラ社会の特性にピッタリとハマってたに違いないと思うが。

踏み絵も、足で神を感じると思って踏めば、命まで取られないでも済んだのに(笑)。

でも、島原藩って摘発したキリシタンを処罰しなかったのだね。

異国の文化を取り入れて、その地域に合わせて変えて行き、オリジナルを超える独自のモノにしちゃうのが、日本の文化の特徴の一つだと思う。

今度は天草まで見に行きたいなぁ。

脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。