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yonawoのワンマンライブで溢れる優しさと愛を知った話

私は、生のパフォーマンスを浴びた後に感じる浮遊感とか余韻に浸る時間がライブに行くことの醍醐味だと考える。昨日、勤労感謝の日にyonawoというアーティストのライブに初めてふらっと足を運んできた。普段、アイドルのライブや演劇などにしか行かない私にとって、ライブハウスは少しだけハードルが高くて今まで遠慮していたが、今回は色々考える前にチケット購入ボタンを押していた。そんな今日は、yonawoのワンマンライブの感想や魅力などをつらつらと綴っていく。

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会場は名古屋市今池にあるボトムライン。今回は3rdアルバム『Yonawo House』を引っ提げてのツアーであるため、アルバム曲を中心に構成されたセットリストだった。メンバー全員福岡県出身で、まだまだ上京してきたばかり。そんな彼らは現在東京にあるYonawo Houseで共同生活をしながら楽曲を制作しており、その中で生まれたのが今回のアルバムだ。私が持っていたチケットの整理番号は早い方ではなかったが、幸運にも会場の前方に入ることができた。

この距離感がとても新鮮で、メンバー全員の表情がばっちり見える距離感に大満足。yonawoらしいゆるくて甘い音楽はやっぱり最高で、このまま溶けてしまいそうだなと思いながら聴いていた。帰り道に私の前を歩いていたカップルが『これ1曲1000円払えるくらいの満足度だったよね?』と話していて、心の中で盛大に共感してしまったのはここだけの内緒話。大好きな天神という曲をはじめ、アルバム収録曲などもたっぷり楽しむことができて、本当に楽しかったという言葉に尽きる。

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そして、ゆるゆるすぎるMCタイムも幸せだった。特にボーカルの荒谷さんは私が想像していた以上にゆったりとした方で、微笑みながら話す姿がめちゃくちゃかわいい。ちなみに演奏中に同じく微笑みながら何度も目を合わせてくれて、途中から夢か現実か分からなくなってしまった。あの穏やかで優しい空気感は一体何なのだろう。そんなMCタイムの中で、私が感じた感想をここから書いていくことにする。

まずは、メンバーがいつまでも地元を愛していることに感動した。先ほども述べた通り、このグループは福岡県出身で、つい最近上京してきたばかり。先日のセットリストには、福岡で活動していた時代に作った『天神』という曲と、東京の活動拠点であるYonawo Houseで作った『tokyo』という曲が組み込まれていた。東京で活動する中でも、大好きな地元福岡に対する愛を持ち続けていることを対照的な2つの曲やライブでのトークから大いに感じ、改めて素敵な方々だなと思った。帰りたいホームグランドがあること、そして心から地元を愛していること。ライブ中の様々な場面でそれらを物語っているように感じた。

さらにMC中に『愛』という言葉もたくさん聞いた。ヘッダー写真にあるポスターにも可愛らしいハートで溢れているように、愛が裏テーマの空間だった気がした。『愛せるくらい好きなことがあるって素敵だよね』的なことを言っていた荒谷さん。私も思わず微笑みながらうんうんと首を振ってトークに反応していた。

愛と優しさを知った初めてのyonawoライブ。最後にYesterdayという、以前記事でも紹介した曲を聞いた頃にはさすがに脳がとろけてしまいそうだった。またすぐにでもyonawoが生み出す空間に足を運びたいなと思いながら今日の記事は終わりにする。この記事を目にしたどこかの誰かがyonawo沼にハマって、私と一緒に会場に足を運んでくれる未来を首を長くして待っている。

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読者の方ならお気づきかもしれないが、11月に入ってからの私は遊び呆けすぎている。まだ期末テストも残っていて、来月には資格試験も待っている。これは良くないと改めて反省。ということで、12月初旬まで一旦noteの更新をお休みして自分の今やるべきことに集中する。コメントやフォローしている方の記事にはゆっくり反応する予定です。では、おやすみなさい。

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