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筋金入りの三日坊主の私が、自己暗示の力でスポーツジムに通えている話

苦手なことって継続させるのが本当に難しいなあとつくづく思います。「やらなければならぬ」になってしまうから、大概続かないんですよね。やろやろうとおもっているのに、身体がどんどん重くなってその場から動けなくなってしまう。短い自己嫌悪に陥りつつ「まぁ、いっか」で辞めてしまったこと何回あるかなぁ。自分の事を3日坊主の神様って呼びたいくらい。

私にとって苦手で続かないことの代名詞が「スポーツ」。子供のころから、運動が苦手。マラソン大会までは毎日朝走ろうと思っても、寒くて布団から出れないとやめてしまう。

そんな私ですが、最近は2日に1回はスポーツジムに行って楽しんでいます。ちょっと自分をほめたいレベルで継続もできている。

なんだスポーツジムか、と思われた方もいるかもしれませんが、私のスポーツ嫌いは筋金入り。「これ継続してやれたら10万円あげるよ」と言われてもやりたくないレベルのものなのです。

このnoteでは、10万円あげるよと言われてもやりたくないことを、楽しんで続けられるようになるコツを書いています。

体育が嫌いすぎて、ずる休みをしていた話

本当に嫌いだったんですよね。運動。早生まれで身体も小さかったことが影響しているのかしれませんが、徒競走は万年ビリ。ソフトボール投げでボールを投げたら(あまりの距離の出なさに)クラスのみんながざわついたのを覚えています。体育のスポーツテストが嫌すぎて、ファンヒーターの側で熱を測って、ずる休みしたこともあるくらい。

オトナになってもそれは変わりませんでした。テニスやマラソンに誘われても一切参加せず。40代前半まではスポーツをしなくてもなんとかなっていました。でもいつの間にか、在宅ですわってばかりの生活でついた贅肉は落ちにくくなり、自分の姿を鏡でみて衝撃を受けたり、体力も落ちて風邪を引きやすくなり、仕事にも影響がでる始末。このままじゃまずい、真剣に思いました。

苦手なスポーツが楽しくなる

そんな時に、ポストに入っていたのがスポーツジムの無料キャンペーンのお知らせでした。前にもジムに通ったことはありましたが、継続はできませんでした。でもさすがに今回は何とかしたいと思って、思い切って扉を叩いたんです。

そこから数か月経っていますが、無事継続しています。なんなら楽しい。行かないと気持ち悪いくらいにスポーツジムにはまっています。2日に1回は通い、筋トレと時間があればランニングマシーンでコツコツ走ってる。別にマッチョなイケメン目当てとかじゃなくて純粋に行きたくて通えているんです。

苦手なことが続く方法とは?

この状況を作るためには少し工夫をしました。「やらねばならぬ」じゃ絶対に続かないのは、前にも経験していてわかっていました。今回は続けられることが大前提、だからそのためにどうしたらいいか?考えました。

考えてやったことが

「スポーツジムと快の感情と結び付けること」でした。

具体的にいうと、初回にジムに行った時、あえて、めちゃくちゃ忙しい時期に行ったんです。もうやること満載。頭も仕事でぐちゃぐちゃ。そんな時に、ジムに行って筋トレをして少し自分を追い込んだら、脳に酸素が供給されたせいなのか、ものすごく気持ちがすっきりして、頭のごちゃごちゃが嘘みたいに消えるという体験をしました。

その時の感覚はとても強烈でした。そこから『ジムにいったらすっきりする』という自己暗示をかけていきました。自己暗示といっても、単純にすっきりした感覚を思い出しながら『ジムにいったらすっきりする』と心の中でつぶやくだけ。

脳の中に「ジムに行く=頭がすっきりする」公式ができたので「すっきりする」が「苦手、嫌い」に勝てるようになり、むしろ行きたいとさえ思えるようになりました。

10万円もらってもやりたくないことをやるときにおすすめ

10万円もらってもやりたくなかったことがこんなに楽しくなるなんて!「快の感覚」に結び付けると行動も早くなるし、習慣化もしやすくなるので本当におすすめです。

「快の感覚」の作り方は「〇〇をしたらご褒美作戦」もありますが、今回のようにその場での体の感覚と結び付けてしまう方が強制力が強いように感じます。自分が心地よいと思える感覚を作り出して、それと苦手なことを結び付けるとよいと思います。

(ちなみに快の感覚は呼吸法などですぐに作り出せるので、ググってみてください)

苦手なレシート整理も、「快の感覚」と結び付けてやってしまいたいと思っているので成功したらまた報告しますね。






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