「ゼロにはたどり着かない」 〜分数概念の難しさ〜
よく巷では「小3プロブレム」という問題が取り上げられる。実際には子どもの発達のスピードによって、小3だったり、小2だったり、そもそも「プロブレム」のない人間なんてないのではないか、と思ったり色々だが、
その中で学年を問わず、一貫して子どもたちが困難さを感じるのは「分数」である。分数はなぜこうも難しいのだろうか。それを科学的に研究した論文が、
Carol L. Smith, Gregg E.A. Solomon, Susan Carey (2005) Never getti