心を整える/長谷部誠
この本は、長谷部誠選手が自分が選手として活躍していく中で大切にしてきた習慣や、選手時代に感じたことなどについて書かれた本です。特に、タイトルになっている[心を整える]に関する部分については、普段の生活の中で活かせるものが多いと感じました。
この本を手に取ったきっかけ
この本は高校3年の時の担任が試験前におすすめしてくれたことがあり、その時は全然読む気がなかったが、大学に入ってふとした時に読んでみようかと思って書店に行き購入しました。
内容
意識して心を沈める時間を作る
試合後の興奮や悔しい気持ちを抑えるために、意識的に心を沈める時間を作る。時間は30分くらいで、ひたすらぼーっとしたり、何か一つのことについて思考を巡らせたりする方法
モチベーションのスイッチは直前or2、3日前からいれる
タイプは2種類あり、
・直前に入れるタイプ
→直前までは普段と同じように生活し、直前にスイッチをいれ、やる気を起こすタイプ
・2、3日前からスイッチを入れるタイプ
→2、3日前からイメージトレーニングを行い、自分が活躍するイメージをもち、当日までにモチベーションを上げるタイプ
個人的には、直前でスイッチを入れるのがしっくりくるなと感じました。直前までにできる準備を行い、直前でさあやるぞというスイッチを入れる方が自分にはあってそうだなあと感じました。
自分に向き合う方法
・孤独な時間を作り、1人で考えをじっくりと深めていく
→長谷部選手は、1人で温泉旅行にいくことを勧めている
・尊敬できる仲間とあって話をし、自分の立ち位置を客観的に見る
方法の2種類がある。
先輩から学ぶ
1人で、自分と向き合うことも大切だが、先輩やライバルから良いところを吸収することを忘れてはいけない。
偏見を持たずまずは好きになってみる
自分と価値観が合わない人と関わる時に、その人の悪いところに目が行きがちだが、いいところを探し目を向けてみる。自分が良いところを探し、好意を持って関わればその気持ちが相手にも伝わる。
運とは
運とは、準備をして、自らの努力をもって掴み取るものである。運が悪かったということはなく、運を掴むための努力が足りなかっただけ。
夜の時間をマネジメントする
夜の睡眠を良いものとするために、就寝前の1時間を大切にする。リラックスできる音楽、香りなどを使う。
脱皮する
古い考えをいつまでも被っていては、成長できず死んでいく。考えも、どんどん新陳代謝しアップデートしていくべき。
周りに感謝する
周りに感謝することを意識し継続することで、自分に対してポジティブなエネルギーが返ってくる。関わる人全てに感謝し幸せにする気持ちでやっていけば必ず結果は返ってくる。
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