アニメ・SF・映画の世界がリアルになる時代へ
占星術的に見ると、
究極のパワーを持ち
破壊と創造の「冥王星」が、
2023年3月にプレ体験的に
山羊座から「水瓶座」に移行し、
「山羊座 ⇔ 水瓶座」
を行き来しながら
本格的に「水瓶座」に突入するのが、
2024年11月からです。
また、
三元九運の暦で見ると、
2024年に第八運期「土」(物質)から、
第九運期「炎」(無機物と有機物の融合)に
移ります。
第九運期は、
「経験を積んだ大人の女性の時代」であり、
「目」を象徴するので、
カメラの技術が発達して
VR・メタバースが
本格化していくでしょう。
そして、
映画「スノーデン」や、
映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」の
『ゴッド・アイ(神の目)』のように、
カメラを使って人探しや追跡も可能な
「監視社会」になるのも
遠くないかもしれません。
いずれにしても、
時代の大変化は間違いなさそうで、
その変化をシンプルに表現するならば、
「目に見えるもの」から
「目に見えないもの」に
価値観が変わるということです。
これまでの時代は
「物質的な文明」が進化してきて、
人々の生活水準は上がり
より快適で便利な社会になりました。
が、
これからはもう「文明」よりも、
「精神的な文化」を
育てる時代になります。
そして、
「目に見えないもの」に対する
「知識」を持っているかどうかで、
幸せへの感受性が
変わってしまいます。
私たちが生きている
この3次元世界において、
「目に見える外なるもの」で判断し、
「外なる条件」を追い求めている限り、
問題や悩みを抱えてしまい
肉体のエネルギーを
浪費することなります。
結局、
いままでの「瞑想」と
呼ばれるものも、
社会的な成功や人間関係の改善、
スピリチュアル的な成長や
悟りなどという、
「外なる結果」を求めるものでした。
また、
嘘・空想を信じるという働きを持つ
「大脳」のチカラに意識を向け、
幼少期からの教育・環境によって
個人意識・人間意識が完成して、
「肉体の自分」こそが
「自分自身」である
と、強固に信じ込まされています。
が、
お母さんの『羊水(水)』によって
できた「肉体」は、
肉体のままだとお人形さんのように
何も動いたり機能したりしません。
肉体に『命(火)』が宿ることで初めて
人間として生きていくことができます。
なので、
「肉体の自分」というのは、
*仮の姿
*かりそめ
*幻影
*仮相
でしかありません。
この世の仕組みというのは、
まずはじめに大原因である、
「目に見えない世界(5次元)」の
『偉大なる光』があって、
光を遮ることで
「影(3次元)」ができます。
つまり、
「目に見えない世界(5次元)」の
『無限の光』から、
「目に見える世界(3次元)」の
『有限の影』が生まれているのです。
なので、
『本質の自分』というのは
「肉体」ではなく、
『生命』であり『光』なのです。
この世に働いている法則として、
「目に見えない世界(5次元)」の
根源・大元に『偉大なる光』があって、
『無限なる光』から、
「この影の世界(3次元)」に
無数の働き(個性)を持ったものが
存在しています。
すなわち、
『原因』というのはあくまで
「光の世界(5次元)」にあって、
「目に見える影なるもの(3次元)」は
すべて『結果』に過ぎないという、
『原因と結果の法則』(因果の法則)を
理解することが大事です。
で、
私たちの『肉体』というのは、
「光 → 私 → 影」
というふうに、
「原因となる光」と
「結果である影」との
『映し鏡』のような役割なのです。
私たちが人生を生きていく中で
大事になるのが、
「偉大なる光の探求(明想)」
をしながら、
内なる「生命エネルギー(光エネルギー)」に
満ちることです。
肉体のエネルギーが
満たされた状態だと、
自然と「知恵」と「チカラ」が
湧いてきます。
が、
肉体のエネルギー消費において
「大脳」が全体の80%を占めていて、
現代社会のライフスタイルでは
「大脳」が休むヒマがなく
働いているため、
エネルギーが枯渇した状態に
なっています。
なので、
エネルギーを回復させるためにも、
「睡眠」は最低でも
「7時間~8時間」は取ることです。
そして、
「大脳」を休めるためには、
*鼻からゆっくり息を吸う
→ 息を止める
→ 鼻からゆっくり息を吐く
をくり返すという「呼吸法」によって、
カラダの中を酸素飽和状態に
することです。
最後に、
人生をより充足感に
満ちたものにするためには、
「意識の方向性」が大事になります。
仏教の世界に、
『一心三観(いっしんさんがん)』
という考え方があります。
1.仮観(けがん)
「肉体の自分」が実感・体感していることが
「リアル」であって価値があるという、
物質至上主義的な捉え方
2.空観(くうがん)
「肉体の自分」が実感・体感していること
はすべて「幻」であり、
この世は「仮相」(すべては空)で
価値がないという、
精神至上主義的・ニヒリズム(虚無主義)的な
捉え方
3.中観(ちゅうがん)
「本質の自分」は『生命』であり、
『偉大なる光』に意識を向けながら、
この影なる世界で自身の「役目」を
果たしていくという捉え方
もし、
この世を「仮観」の視点で
リアルだと捉えると、
社会や身のまわりの出来事に
右往左往したり、
外なる不完全性を変えようとして
ストレスが増え、
エネルギーを浪費してしまいます。
そして、
この世を「空観」の視点で
仮相だと捉えると、
影なるものはすべて価値がなく、
人生もひとときの夢のようなもので
意味がないと、
空虚な人生を歩むことになります。
で、
大事なことは「中観」の視点で
この世を捉えることであり、
「光が実相」で「影が仮相」である、
という前提を認識しながら、
たしかにこの影なる世界のものは
すべて消えてなくなっていくので
価値はないが、
「肉体」を持って3次元世界で
体験することは、
『生命』『魂』の成長・進化にとっては
意味があるとして
社会経験を積んでいくことです。
そして、
人生の出来事というのは、
魂の計画・シナリオ通りに
起こっているものなので、
メタ視点(次元を上げた視点)を
持って人生を存分に楽しむことです。
参考書籍:
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