実学が売り?
実学が売り?
実学の何とか大学。
秀でた実学を学ぶ。
社会で生きる実学が身に付く。
企業に求められる実学。
実学に徹した教育。
えっ?
大学って何するところだったっけ。
基礎研究に没頭している学生に
愚痴を聞きました。
就職課の先生に言われたそうです。
そんなものは社会に出ても役立たない。
企業はそんな人材を求めていない。
基礎研究もいいけど
もっと実学を学ばなければ。
確かに現実はそうなのかも知れません。
確かに基礎研究や芸術では
求める企業もかなり絞られるかも。
基礎研究より
売れる商品を生み出す開発力を。
アートよりも
市場で戦えるデザイン力を。
秀でた競技能力よりも
統率できるチーム管理力を。
ボクならば
本当に実学修得を目指すなら
大学で4年間、遊ぶより
専門学校で徹底的に実学を学びます。
あるいは
早く社会の現場で鞄持ちでもした方がいい。
大学は何のために行くのでしょうか。
大学はそれまでの教育機関では
学べなかった専門的な知識を習得し
さらに深く探究をする場所ですよね。
なのに大学が自ら
実学教育こそが本学の優れたところです!
などと公に明言するなんて、と思います。