コギちゃん

九州で弁理士をしている小木(こぎ)と申します。

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最近の記事

まだ君は世界を創れる その2 あり得ない宮崎での起業

「いや、宮崎とか有り得ないし」 僕は、埼玉で株式会社を立ち上げて2年目。急遽、家族の都合で九州に行くことに。友人に弁理士業として、宮崎でやっていけるか相談したところであった。続けて彼は言った。 「しかも、宮崎で活躍している今の先生は、政治家のOOとも仲良いらしく、コギちゃんが仕事取るの難しいと思うな」 この年、僕は弁理士に合格し、初めて弁理士としてひとり立ちする年でした。どこで独立するか。当時住んでいた埼玉県の主な登録弁理指数が300名近くに対して、宮崎県の主な登録弁理

    • まだ君は世界を創れる その1 社会適用性

      「すみません、ちょっとトイレに行ってよろしいですか?」 僕は大学院を中途半端な形で中退し、某企業のグループ会社に就職活動をしていた。 面接は2人同時に行われ、僕ともう一人の相手は僕よりも2、3歳は若いだろう。面接官は優しい40代ぐらいの男性。 「なぜ弊社を希望されたのですか?」 「今後、弊社で何をやっていきたいですか?」 そんな質問に若者は的確に答えていた。僕はただ、面接官の背後に見える、広い海の青と木々の緑を全身で感じていただけだった。 あ、俺に質問されているかも?