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悪魔のデンジャラスブリッジ
婚活アプリなるモノが
昭和の昔に あったなら
迷わず 使い倒したい
妄想膨らむ むらさき納言です
本題 イキます。
小学生から高校生まで住んでいた家の前に幅が7〜8メートルくらいの川があった。
その川を渡る橋が2本あったのだが
物凄くボロい橋で、一部は木が腐っていて、踏み外すと脚が落ちる状態だった。
2本共、橋の両側にガードは無く、
そのまますぐ落下してしまうという
非常に危険な橋があったのだ。
しかもその橋を渡らなければ、通
学は遠回りをしなくてはならない。
大人たちは何故、その橋を放置して
子供を渡らせていたのか。
行政はどうして何もしなかったのか?
今となっては不思議極まり無いのだが…
それゆえに毎年誰かが、いずれかの
橋から落ちていた 😳
自転車のタイヤが隙間の穴に挟まり、そのまま車体ごと落ちたり(ドシャ~ン)
木のめくれた箇所につまずいて
転んで落ちたり…(バシャ〜ン)
橋から川に落ちる高さは2メートル弱と記憶にあり、川が浅くて石が無く、泥沼のせいなのか誰かが大怪我をした噂は聞いた事が無かった。
(だとしても普通なんとかするだろ)
私はオートバイに衝突したり、銭湯で転倒して額を切ったり、隣りの原木商店の店先に自転車ごと突っ込み ガラス戸を割ったりと、事故を起こす事にかけては他人より少し抜きん出ていたのだが
( その表現はおかしくないか。。)
自慢じゃ無いがこの橋から落ちた事は一度も無かった🙁
そんな怪しく危険なこの橋で、わが家も含めた近隣の大人達は、残虐な行為を繰り返していた。
それは仕掛けた罠に紐を付けて、川に沈めるという悪魔の所業だったのだ…
当時のわが家は古い平屋をリフォームして住んでいた。
しかし屋根裏は未改修のままなので
ネズミ達がランニングをしている足音が、たまに聴こえてくる有り様だった。
風呂場の横にある勝手口に、その罠は仕掛けられていた。
罠のエサは私の朝食に与えられていた、ハンバーグという名の魚肉ハムだった
(ネズミのエサと同じって…💦)
母が出かけている間に罠が仕留めた
のだ。
私は暴れて出たがっているネズミに
声をかけて逃がしてやった。
「見逃してやるから恩返しを
するんだぞ 😆」
「わかったよ納言❗️
ありがとう🐭」
などと腹話術のようなやり取りを
一人でやって満足していたのだっ
た。。
夕方帰宅した母に、エサが食いちぎられた罠の様子を見られ、こっぴどく叱られた 😭
その後いくら待っても逃がしたネズミは恩を返しに来なかった。。
(オマエ大丈夫か❓)
ある日、遊びに行こうと外に出ると
真向かいの家の坂野の婆さんが居て話しかけてきたのだった…
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