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サスティナブルおかかおにぎり

皆さん、こんにちは。
肌に当たる風が冷たい日と、昼間は春のような陽気の日が交互に訪れる毎日。いかがお過ごしでしょうか?

最近、美味しいおにぎり海苔を手に入れたので昨夜は蕎麦を作って食べました。

※おにぎり海苔のサイズが(3切)非常に使いやすい。

ふと、香りのいい海苔をたっぷり乗せたザル蕎麦を食べたい!と数日前に思いついたのです。そして食べ始めて二口目、「あれ?海苔乗せるって言ってなかったっけ?」

食べ終わる前に気付きました(笑)
そもそも何で蕎麦を食べることになったのか、目の前のご馳走に経緯をすっ飛ばしました(笑)写真には写っていませんが、この後たっぷり海苔を乗せましたよ。

基本的な調味料しか家にないので、そばつゆは昼間に仕込んで半日寝かせました。さて、ここで。出汁を取った鰹節をどうするのか。

面倒だなと思う日は、濾したら捨ててしまう時もあるけれど。想いの込められた醤油と味醂で仕込んだ蕎麦つゆ。そのエキスを吸い込み、鰹節も間違いないおいしさ。

そうだ!おかかおにぎり🍙にしよう!

ということで、今日のお昼はおにぎりを作りました。

昼食のおにぎり

グリーンベルト運動を行い環境の分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさん。

彼女が「勿体無い」という言葉を知り、この美しい日本語を環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱したのはSDGsという言葉のもっともっと前のこと。

出汁をとった鰹節を捨ててしまうことは簡単。

MOTTAINAIを超えて、命をいただいていることを忘れずに。

鰹節が鰹節になるまで。

太陽の光・海水のプランクトンから小魚、そして食物連鎖を経て鰹が大きくなり人の手で捕らえられて加工され鰹節になったこと。たくさんの命のリレーの末にスーパーに並び、商品として消費される。

この連鎖をゴミとして捨て断ち切らずに、僕が最後まで責任をもち美味しく食べ切ること。

弱肉強食の世界で好き勝手にしている人間は、やっぱり地球の動植物にもっと想いを寄せるべきなのではないか。

少し前に親戚の叔父さんと一緒にキッチンで食事の準備をしていた時のこと。

お米をといでいた叔父は、「昔は親に米の研ぎ汁でさえ捨てるなって言われたよ〜。庭の草木にそのお水をあげたりしていたね。」なんて懐かしそうに話していました。

そこで。その話を聞いて、自分が体験したハワイ🌴での出来事を思い出しました。

友人の結婚式でハワイへ行った時。
お礼に友人夫婦が車でしか行けないパンケーキの美味しいお店に連れて行ってくれました。

現地の人はエッグベネディクトやマフィンのプレートを食べた後にパンケーキを食べるという驚きの光景。マジかよ、見てるだけで満腹、、、
そりゃ身体も大きくなるよな〜すごいな!

と思ってパンケーキを食べていたら。
隣の席を片付けにきたサービスのお姉さんが

お客さんの飲み残しの水を、テラス席にある植物にザバーーっと撒いたのです。4人くらいのテーブルだった気がする。

それまで、韓国とグアムしか旅行の経験がなく海外に対してウブだった僕はめちゃくちゃビックリ。面食らうとは、まさにこのこと。

あまりに突然、予期していなかったことが起きて脳内は????状態でした(笑)

いきなり過ぎて、何してるの?え?という感じ。何をしているのか分からなかったです。

けれど、冷静に考えて水をそのままシンクに捨てる必要はないし、それこそ無駄ですよね。自然に返してあげる意味合いでも、理にかなっている。

お姉さんはいつものルーティンでコップの水を撒いたんですよね。
あまりに勢いよかったから、水が飛んで服が濡れただろ!とか日本だったらクレーマーが居るかもしれませんが😂

自然から全てをいただいていることを有耶無耶にしない。

できる限り還元して、最後まで使えるものは使うこと。おかかおにぎりの末に思い出したハワイでの光景でした。

最後まで読んでいただき感謝。

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