届けたい想いを羊羮にのせて【福島の旅】
【福島の旅】前回の記事はこちら。
今回は【福島の旅】グルメについて。
食べたもの、お土産など総まとめです。
(長いので、気になるところから飛んでくださいね)
旅を決める以前から、行きたいと思っていた場所…それが「会津 長門屋」。1848年創業 老舗の和菓子屋さんです。
絵本雑誌MOEで紹介されていた羊羮を
どうしてもこの目で見たくて、食べたくて…
まずは購入した羊羹について。
月と鳥が紡ぐ物語 羊羹ファンタジア
この羊羹の魅力、それは切るたびに絵柄が変化すること。三日月で止まっていた鳥が、満月に向かって羽ばたく様子が描かれています。
羊羹で物語を表現するなんて、なんてステキな発想なんでしょう…!
菓銘は Fly Me to The Moon
「菓銘」とは 羊羹 や 練り切り といったものではなく、一般的には地域の名所や花鳥風月、和歌などになぞらえてつけられるものです。
和菓子店が独自につけることもあれば、よく使われる「定番」の名前もあります。
Fly Me to The Moonは、フランク・シナトラさんの名曲 愛を語るジャズナンバー。
和菓子ならではの楽しみ方を、世界中の人と分かち合いたい
そんな想いからつけられたそうですよ。
いよいよ実食です
羊羹ファンタジアは、6層の味わいを楽しめる羊羹。真ん中のゼリーのような部分はシャンパンの錦玉羹、その上下は小豆羊羹です。
お月さまと青い鳥はレモン羊羹。上の小豆羊羮にはレーズンやクランベリー、胡桃入り。
甘すぎないから羊羹が苦手な人も、これは食べやすいはず!和菓子を食べてるって感覚はあまりなく。錦玉羹がさっぱりして美味しいです。
食べる場所によって違う味になるのも面白いし、ぷるぷる、ざくざく変わる食感も楽しい~
羊羮は日持ちするのもありがたいですね。ゆっくり味わいたいと思います。
会津の和菓子屋 長門屋
長門屋についても、少しだけ。
お店があるのは会津若松市。「鶴ヶ城(若松城)」や「白虎隊」で知られる場所です。
老舗らしい落ち着きある店内。羊羹ファンタジアのパッケージがしっかり映えてます…!
パッケージは福島県浪江町出身の日本画家 舛田玲香さんの描き下ろし。美しいですね。
長門屋の金ごまゆべし 月舟
実はワタクシ、ゆべしも大スキ。
東北と言えば「くるみゆべし」や「しょうゆゆべし」が定番ですが、長門屋のゆべしはこちら。
ゴマにまみれたゆべし。しかも味噌味!しょうゆ味もあったけど、珍しさに負けて。
食べるとゴマがぷちぷち…くるみがざくざく…もっちりゆべしは、ほんのり味噌の味。美味!
喜多方ラーメン 香福
喜多方に来たら、やっぱりラーメン。
ということでお昼ご飯は「香福」さんにおじゃましました。ご主人は喜多方ラーメンの有名店「坂内食堂」で修業されたとのこと。
これは期待も膨らみます…!
いただいたのはお肉ラーメン。
柔らかくてとろとろのチャーシューがたっぷり。喜多方らしいちょっと太めのちぢれ麺がもちもち。あっさりしたスープも美味。
喜多方には、朝イチからラーメンを食べる「朝ラー」という習慣があります。そのため朝7:30からの営業。
締めのラーメンじゃなくて、朝イチラーメン…30うん年生きてきたけど未開の地です。いつか挑戦してみよう。
ご馳走さまでした!
会津若松といえば ソースカツ丼
会津若松に来たら、絶対食べようと決めていたもの。それがソースカツ丼。
宿泊した温泉宿の近くにある「卯の家」さんは、ソースカツ丼も評判のお店。早速いただきます!
ふつうのカツ丼は、自分でソースをかけますが
会津のソースカツ丼はすでにソースしみしみ。
なのに、食感はさく!じゅわ!不思議!
甘めのソースたっぷり、お肉ふわふわ
しゃきしゃきキャベツの千切りがたっぷり。
小ライスにしたのに、ボリュームすごいな…
フタしまりませんよ…
でも、もちろん完食です!美味しかった~
SA・PAつまみ食い一覧
つまみ食いしたものとお土産たちを。
レモン牛乳ソフト 国見SA
福島もなにも関係ありませんね…
栃木県民のソウルドリンク「レモン牛乳」を使用したソフトクリームです。
個人的に栃木県のファンです。移住したいくらい真剣に好きです。(突然の告白)
レモン牛乳も大すきですが、まさかソフトクリームがあったとは!完全にこれは衝動買いですね。
酪王オレ 道の駅「猪苗代湖」
「酪王オレ」シリーズは福島県民のソウルドリンク。1976年から愛されるロングセラー商品です。
種類が多くて悩みました…
紅茶オレ
いちごオレ
カフェオレ
ハイ・カフェオレ
やさしいカフェオレ
フルーツオレ
迷いに迷って紅茶オレ、いちごオレ、ハイ・カフェオレの3つを購入。濃厚だけど後味スッキリ。甘すぎるのは苦手ですが、これはいける!
個人的には、紅茶オレがNo.1かな。
かんのや 家伝ゆべし 菅生PA
ゆべし、再び登場。
こちらは福島にて1860年より続く歴史ある和菓子屋「かんのや」のゆべしです。
びっくりしたのが、こしあん入りということ。
ゆべしって黒蜜とかのイメージでしたが、これがまた美味しくて。もう1回食べたいくらい。
新たなゆべしの扉が開けた気がします。
定番はこしあん入りで、季節限定で抹茶あんや桜あん、栗入りあんなんかもあるみたい。ちなみに今の限定味は「塩あん」でした。(8/4時点)
蔵王チーズ大福 菅生PA
宮城県にある菅生PA。蔵王の乳製品もたくさんありました。
チーズ大福は、蔵王クリームチーズ×羽二重餅(和菓子)から作られたチーズもちの進化版!
なめらかクリームチーズとやわらか~いお餅の組み合わせ、最高でした。
三角油揚げ 菅生PA
宮城の三角油揚げ、ご存知でしょうか。
「定義如来西方寺」の参道にある老舗豆腐店「定義とうふ店」で販売される三角油揚げ。1日1万枚売れる日もあるそう。
今回購入したのは、その三角油揚げをモデルにしたのかなぁ…
定義とうふ店のものではなく菅野豆腐製造。
でもひさびさに食べたい。気にしない。笑
トースターでちょっと焼いて、ネギや大根おろしと七味をパラパラ。醤油もあいます。
外はカリカリ、中はしっとりジューシー。
かなり肉厚でふわふわ、これだけでお腹いっぱいになります。美味しいです。
宮城に来ることがあればぜひ。
番外編 ー猫好きの罠にハマるー
宮城とも福島とも、まったく関係ないものを買ってしまいました…
今日のねこもよう 国見SA
完全に猫好きを釣りにきてますよね…
そして、もれなく釣られる私…
いいんです。分かってて釣られました。
言い訳をさせてもらうと
ただの猫クッキーじゃないんです。
これは猫の型抜きクッキー!
点線に沿って割ると、猫が出現するという代物。
何それやってみたい…
(猫好きさんなら共感してくれるはず)
早速チャレンジ。
ぜんぜんうまく割れなーーい!
半分までがんばったけど…諦めました…悔しい…
簡単に愛らしい姿は見せてくれないようです。
猫に癒されたい、猫の型抜きチャレンジしたい
そんな猫好きの皆さま、楽天でも買えるので良かったら!
次回の【福島の旅】は、ビッグパレットふくしまで開催中の「バンクシーって誰?展」について。
撮影OKだったので写真も載せますね!
🌟最後まで読んでくださり、ありがとうございます🌟