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【生きるための学びを!】巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ 訳:佐藤 智恵

こんにちは!

生きるための学びについて発信していますが、今回は佐藤智恵さんが翻訳をした「巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ」

という書籍を紹介したいと思います。

佐藤さんが後書きで書いていますが、アメリカでは自伝を作るのは人生の終盤と言うのが一般的なようです。

著名なCEOは会社の将来などを投資家向けに話しますが、自身の成功の振り返りというのは機会が限定されているのだと思います。

その一方で、自身の哲学や考え方、人生の教訓を公に話す限られた機会が大学の卒業スピーチという位置付けです。

アップルの創業者である故スティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学での伝説的スピーチは非常に有名ですが、この書籍ではそれ以外の著名人の名スピーチが紹介されています。

成功した方たちだからこそ、著名な大学の卒業式に呼ばれてスピーチを依頼されるのだと思います。

そうした方々のスピーチを見ていると、共通的なメッセージがあるようです。

「チャンスは逆境のときにやってくる。いまは苦しくても、必ず将来、良いことが起きる。(ジェリー・ヤン:ヤフー!創業者)」

「常に楽観的に考える。(ジャック・マー:アリババグループ創業者)」

「心を強くするにはどうしたらいいか。『信じられないほど、前向きでいる。前向きになれるなら、妄想の世界に浸っても構わない』『とにかく笑う。期限が悪いときも、無理して笑う』(サルマン・カーン:カーンアカデミー創設者)」

人生に対して前向きな気持ちを持つ(持ち続ける)ということ。

人生には楽しいときもあれば、苦しいときもあります。どちらかと言うと苦しいことの方が多いかも知れません。

ただ、苦しい先には必ず明るい未来がくるはずと楽観的に構えるというのは、重要なことでしょう。

「生まれつき高いIQや才能を持っているからといって、成功できるわけではない。成功するには、一生懸命努力しようという志が必要。(ジェリー・ヤン:ヤフー!創業者)」

「根気強く、努力を続ける。(ジャック・マー:アリババグループ創業者)」

努力の重要性を説かれています。正しい方向に努力を続けられるのも一つのコンピテンシー(能力)と言えそうです。

努力と言うと根性論の様な響きもあるかも知れませんが、洋の東西を問わず、重要な要素です。

「情熱をかきたてる仕事に出会うまで、自分にとっても社会にとっても大切だと思う仕事に出会うまで、挑戦しつづけてください。自分が好きなことで社会に貢献できるということは、とてつもなく贅沢なことなのです。それが見つかれば、自分は何て幸せなんだと思うことでしょう。(シェリル・サンドバーグ:フェイスブックCEO)」

「強い好奇心を持つ。好奇心がわかないものについては、うまくいかなかった。できるなら、もともと興味を持っていたことを仕事にしてほしい。(チャールズ・マンガー:バークシャー・ハサウェイ副会長)」

たびたび、「興味と好奇心」の重要性について、触れてきました。「基礎学力」が整えば、あとは「興味と好奇心」による自主性で子供は勝手に伸びていくと考えています。

ただ自分が何に「興味」を持っているのか、好きなのか、情熱を燃やせるのかを知っている人は多くないかも知れません。

「好奇心」をいかに広げる問いかけを続けられるか、それは経済力とは関係ないと信じています。

「変化を歓迎する(ジャック・マー:アリババグループ創業者)」

「バークシャー・ハサウェイの投資方針は、『この10年間で得たスキルは、次の10年間には通用しない』。良い結果が出てもそう考える。ウォーレン・バフェットが、たゆまぬ「学習マシーン」だったからこそ成功した。(チャールズ・マンガー:バークシャー・ハサウェイ副会長)」

変化が起きるのは当然のことですし、その前提で生きていくことが求められます。(一方で教育の変化は緩やかとも言えます)

また、学び続けることの重要性も多くの方が話をされています。(以前掲載した落合陽一さんやオードリー・タンさんも同様です)

「世の中に伝えるべきことが見つかったら、出来る限り、形にして広めてほしい。(チャールズ・マンガー:バークシャー・ハサウェイ副会長)」

これは私に対する激励と捉え、紹介することにしました。きっとNoteで書いている皆さん(他の媒体も含め)へのメッセージとも言えそうです。

「生きるための学び」を今後も世の中に伝えていければと思います。

今回紹介できなかったことを含め、人生を前向きに捉えられるメッセージに溢れた、書籍ですので、ぜひ読んでみてください!

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