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【読書録】「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方(川野泰周・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleから自分にメールで送りコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

読書会は、一般の方でもお試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、読書習慣が手に入ります!
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。

今回読んだ本はこちら。

いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。最近、僧侶のかたの本を読むことが増えました。悟りを開きたいわけではありませんが、本当に深い学びがありますね。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】心が疲れたら坐禅をすればいい

​先輩の和尚さんが教えてくださった、ある有名な禅僧の言葉に、「身体が疲れたら寝ればいい、心が疲れたら坐禅をすればいい」というものがあります。それはつまり、マインドフルネスによって「心」(脳)を癒しているのです。 冒頭で、心が疲れているときに、いくら寝ても疲れは取れないと申し上げましたが、つまり、ゴロゴロしながらあれやこれやと考えてしまっていては、かえって脳と心の疲れはたまる一方だ、ということなのです。

「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方(川野泰周・著)

マインドフルネスによって脳を癒やすことができる。

確かにその通りだと思いつつ、できていなかったことに気付きました。よく寝ているので、身体の疲れは残っていません。でも、なぜか疲れている感じがします。そのため、土日の睡眠を増やしたりもしました。

根本的に心の疲れが取れていない……。それは危険です。
しっかりと心の洗濯をするべきですね。

私にとっては、飛行機に乗る、温泉に入る、山に登る、このような行為が脳の癒やしにつながっています。しばらく減らしていたので、また増やしたくなりました。

【引用その2】「無快楽症」は怖い

​うつ病を患っている人の多くに、「どんなことにも楽しみを感じられなくなる」といういわゆる「無快楽症」の症状が見られるものですが、そこまではっきりしていないとしても、心の疲れ(脳疲労)によって快楽が失われている傾向にある方は、潜在的にはとても多いのです。

「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方(川野泰周・著)

2021年4月から毎週末はほぼ山に登っていました。暑くても、寒くても、雨さえ降っていなければ山に登っていました。そんな生活が2月で終わりました。

あるときから「楽しい!!」という気分が減ったように思います。義務感になってきたのかもしれません。そんなときに出会った「無快楽症」ということば。私の今の状態にピッタリかもしれません。

以前は「快楽」だと思われたものがそう思えなくなっているなら、ちょっと心を休めてあげた方がいいのかも。

【引用その3】丁寧に観察する

​食事だけでなく、家の外に出たときの日差しをどう感じるのか。冷たい風が頬に当たる感覚、手足の指先が冷えている感じなど、身体で感じ取っていることをていねいに観察し、まるで小説の描写のように、頭の中で言語化してみてください。 その行為自体が、自分を慈しむことにもつながっていきます。

「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方(川野泰周・著)

歩く、料理する、食べる、話す、入浴する……日常にはいろんな動作があります。その一つ一つに意識が向けられていなかったと痛感。

小説を読んでいて情景が浮かぶレベルで、自分の日常を描写してみようと思いました。これができたら、凄く丁寧な生活になりそうですね。

【引用その4】面白いことを探す

​散歩というのはそれ自体、気分転換やリフレッシュにとても適していますから、休息法としてもちろんおすすめです。 そこでもう1つ、「面白いことを探しながら」という要素を加えてみてください。 というのも、ただ散歩をしていると、つい仕事のことを考えてしまったり、心配ごとが頭を駆けめぐったりと、マルチタスクになりがちだからです。 その点、「何か面白いことはないかな?」「素敵な人はいないかな?」「美味しそうなものは売ってないかな?」と好奇心を持って意識して歩いていると、けっこう集中して散歩ができるものです。

「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方(川野泰周・著)

ただ歩くのではなく「発見する」。これが散歩の醍醐味ですよね。そのためにも、知らない土地に行って刺激を受ける。タスクとしてではなく、脳の解放としてやってみる。そうすると、凄く集中できるかも。

最近、入浴しながら本を読むことが多かったです。でも、入浴は入浴で楽しみ、読書は読書で楽しんだ方がいいのかも。

まとめ&宣言

今回読んだ本の内容を意識するために、明日から大島町に行くことにしました。船で2時間程度の行程で、離島に行けます。そこに行けば制約も多いし、見たことがないものばかりだから刺激もあるはず。

確かあそこには、三原山があったはず。久々の登山もいいかも。
日曜日の読書会は、そこから参加をしよう!

今回読んだのはこちらの本です。


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