ラオスとスポーツ ~スポーツという世界共通言語~
オリンピックや国際大会では、あまり目立たないラオスだが、ラオス人は、都心•地方関係なく様々なスポーツを楽しんでいる。
しかし、ラオスで人気のスポーツと言われるとイメージはあまり無いかもしれない。
↓こちらは、Laotian Timesの記事。ラオスの地方で人気のスポーツとして、セパタクロー、ムエラオ(ムエタイ)、ペタンクが挙げられている。
しかしながら、私が住んでいた地域の住民の中で体感した人気のスポーツというと、少し違ってくる。
ペタンクはもちろん人気だが、どちらかというと、公務員が飲み会中にするスポーツ(?)として、人気という印象である。
ということで、ラオスの地方の中で体感した
勝手にラオスの人気スポーツランキングを紹介する。
3位 ランニング
暑い国なのだが、ランニングは意外にも人気。日中は暑いので、比較的涼しい早朝や夕方に走っている。何度か誘われてラオス人と一緒に走ったが、500mくらい走っては、休むを繰り返して、合計2kmくらいを走るくらいの軽い感じ。比較的あまり長く走るのは好きではない印象。
ビエンチャンやルアンパバーンで、5km〜20kmのマラソン大会があり、参加したことあるのだが、多くのラオス人は歩いている。
2位 バドミントン
アジアといえばバドミントンという印象があるだろうか。中国、インドネシア、シンガポール、タイは、オリンピックや世界大会でも高いレベルで活躍する選手が数多くいる。
一方で、ラオスには、国際大会で活躍する選手は聞いたことはないが、人気のスポーツであることは間違いない。地方であっても、バトミントン専用のコートがあるし、私がいた地域には、それが2つもあった。しかも、日本でもなかなか見ないような、かなりきれいなコートである。そんなコートが地方にでもあるほど、人気のスポーツであるということだ。
1位 サッカー
世界中どこでも人気のサッカーだが、やはりラオスでも人気のスポーツ。
ラオスにもプロサッカーチームがあるし、欧州サッカーは、YouTubeなどでみんな見ている。バドミントンコート同様に、地方にもサッカー専用のフィールドがある。しかも、知っているだけでも5つ以上はあった。サッカー専用のフィールドには、専属の審判がついていたり、電光掲示板がついていたり、かなりフィールドのレベルが高い。
職場でチームを組んだりして、職場対抗などの大会もあったりと、だれでも参加できて、だれでも楽しめる競技のようだ。
このように、ラオスでは地方でもスポーツを楽しめる環境が整っている。
そこでは老若男女関係なく、スポーツを楽しんでいるし、設備もすごい。
私は、現地にいたころ、スポーツを通じて現地の方と仲良くなったと思う。
スポーツは、世界共通言語として、言語が通じない時からのコミュニケーションに役立つのである。そういった意味で、現地で人気なスポーツを知っておくと得することもある。
※ちなみにサムネイル画の写真はジムの写真。
ジムも割と流行っているようで、色々なところにある。