HOLICに震える（檻5におすすめ）

映画「×××HOLIC」を観た。

神木くんもアニメのHOLICも蜷川実花も好きなのだ。

正直、「HOLICは実写じゃなくてアニメがいいな。」と思ったけどね。
好きな漫画、アニメの実写って違和感が出るのよね。
るろうに剣心みたいに、読んでなかった、見てなかったものは大丈夫なんだけど。

でも蜷川実花作品てことで、
映像美も楽しみに行ったのであった。

＊

原作のHOLICとはベツモノって感じだった。
四月一日がちょっと暗めだしw

で「原作と違うなあ」って思って、少し批判的な気分が出てきたところで、

「いやいやいや。原作と違うから嫌だな。っていうのは、
それはまた狭いっていうか、つまんない見方だ。
そこはそれとして、今はこの映画を楽しもう」

ってふうに、視点を変えて楽しめたのがわたしの収穫。
（イマココ実践）

流行りに疎いので、
主演の2人以外は知らない人ばかりだったけど、
終わる頃には
「百目木はかっこいいし、
向日葵ちゃんはかわいいし、
女郎蜘蛛もきれいじゃない！」
ってみんなを好きになっていたw

ストーリー的にはHOLICのラストエピソードまで盛りこんであったから、
「だから四月一日が落ち着いてたのか」って思ったり。

そしてそして、
さすがは蜷川作品。
妖艶なシーンがいっぱい！

別に年齢制限とかなかったから
「これ、子供に見せていいの？？」
って思うくらいw

これ、檻5の不足の人は見たらいいよ。

檻とかわからんでも、
女性性とか男性性とか抑圧しがちな人、閉じてる感覚ある人におすすめ！
（そういう人は、最初は嫌悪感が出るかもしれないけどw）

わたしはラストの四月一日（神木くん）の演技に
全てをもっていかれました。

めっちゃ震えがきて、
「うわあああ！」って5のエネルギーが溢れたよ。

「あ、これを観に来たんだ！」
ってわかった瞬間だった。