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892.移動するとパワーが湧き出る

イッタラ展に行ってきた。

最初見た時、
「あ、いいなー」
って思ったものの、
「なんていうかすんごい好きってわけじゃなし、渋谷遠いんだよなあ…。」
と保留にしていた。

ほんとは先週行こうとしたんだけど、
1日にいくつも予定があるのは嫌だと思って後回しにした。

「行かなそうだな。」って思った。
けど行った!
ほんとは寝坊したし、やめようと思ったの。
でも「めんどくさいを乗り越える練習しようかな」って浮かんできたのだ。

別に行かなくてもいいけど、
そんなこと言ったら全てのこと、ものはやらなくったっていいもので、
ふと「行きたい。やりたい。」
って浮かんだなら、
それは衝動の大小は関係なく大切な欲求なの。

わたしは役に立つ、ためになる系のことものにお金をとっておこうとする癖があって、
だけど
「なんかわからんけど行きたいかも?」
みたいなことこそ体験させてあげたいのだほんとは。

そういうのには、
「ヤバいすごい行きたい!」
みたいな反応は起きにくいから行かないでしょ。
でもそれだと今までとおんなじだから。
すんごくやりたいことを待ってたって、
いつくるかわからんし、
いろいろやってみるからやりたいことがわかるんだもんね。

みたいなことを思ったから、
(たぶんね。今言語化するならね)
「うーわー。ほんとに行くの?今から行くの?もっと早くから行ける日にすればいーのに。天気も悪いし気分もよくないし、わざわざ渋谷まで行くとか信じらんない!」
とかめんどくさいとぶーたれる自分の声を認識しつつ、

一方で
「あれ、ほんとに行くの?え、なんか今日体調イマイチじゃない?大丈夫?」
という過保護な声も聞きつつ、

決めきれてないような状態で準備をして、
準備が終わっちゃったから家を出た。

で、
「こんなに「行きたい」があやふやで出かけてもつまんないんじゃないの?」
という疑念も抱えつつ、
「それならこの状態で出かけたらどうなるか実験しよう」
と思いついた。

そこでやっと決断した感じ。長い。

結果すんごく楽しかった!
わたし渋谷好きなんだよね。
(昔よく行ってたから)
なんかすごく楽しい街なんだよ。
でも遠いから行くのがすごく面倒。
何か結構な用事がないと行かない。
で、用事で疲れちゃうと街を楽しめない。

イッタラ展は激混み!ではないけど、ちょっとした鑑賞の波ができるくらいには混んでいた。木曜最終の今日月曜だからね。

流れに入って、最初文字まで読んでじっくり見てたらすごく疲れたので
一旦出口のところのロッカーの椅子で休憩して
出口から逆流して見た。
展示あるあるで、はじめのところが1番混んでた。
(タイミングもあるけど)

職人さんが鳥や大きな分厚い器やなんやかやを作成するビデオがいくつか上映されていて、それがほんとにすごかった。
職人技ってため息が出る。
ガラスが飴細工みたいで、作業は繊細だけどダイナミックで、これを毎日作り続けるなんて凄すぎる。
天職なんだろうなあ。

わたしはイッタラの赤が好きで、
タンブラーが特にきれいに見えた。
あと、初めて見たけどフクロウがかわいい!超好み!

人が多くて座るところもなかったからすんごく疲れたけど、
でも見れてよかった。

そのあとちょっと休憩してからパルコと西部をふらふらしたら、
あまりに楽しくて、元気になった。
そうか、こういうウインドウショッピングがほんとに好きで、
それだと歩いてても疲れないんだなあ。

「やる気がなくても、ものすごく行きたい!って思ってなくても、
ちょっと気になるってものは行くと楽しい。」
という実験結果。

やっぱり“めんどくさい“は喜びの妨害をするんだなあ。

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