お料理放浪記笑
食いしん坊なわたしに似て
小学生になる子どもは間違いなく食いしん坊だ!
しかもわたしなんかよりよっぽどセンサー抜群。味に、香りに、食感に
子どもなりの好みが明らかにはっきしてきた。
私には感じない香りもわかるし、
麺類は明らかに茹で過ぎだと食べない。
アルデンテ命!味つけもシンプルが一番。
塩胡椒、醤油、みりんくらいで良くて。
ガーリック味や梅を加えたり、ポン酢でさっぱりなどが好き。
子どもなりの好みがよりはっきりしてきてもいるから何でも食べてくれる訳ではないから
こっちも出来るだけ子どもが、
安心して食べられて尚且つ
少しずつバリエーションが広がって、
美味しく食べて栄養もとれたら最高と思う。
だからこそ、そして時にわたしのモチベーションをあげるためにも新しいレシピ本に挑戦したりもする。
でも、それが吉と出るかはわからない。汗
子どもの好きそうなゾーンは
これでも熟知していると思うから
それなりにやってみるのだけど。
時にあ〜やっちゃった〜
もうこのトライやらなくて良かったぁ
という時が訪れる。
あまりに食べる進みが悪いから凹み
どうにも立ち直れなくなる時がある。
子どもの貴重な、センサーを大事にしてあげたいと思っているのに受け入れられない自分。
後でゆっくり何でこうなったのかをお風呂に入りながらとか1人になった時に俯瞰してみる。
そして、自分によしよしとしながら慰めもする。
ショックだったこともそのまま受けとめながら。
そしてそこに隠れていた
わたしの気持ちを見つけ出す。
何にショックを受けたのか?
どんなことに反応したのか?
ゆっくり潜ってみる。
それは子どもが食べなかったこと
🟰私という、人まるごとだめな人と思ってしまう。
そんなパターンになっているということだ。
でも、事実は本当は違う。
確かに料理を作ったのは私だけど。
そもそも私の考えたレシピではない。笑
だからわたし丸ごと
否定されているわけでもない。
レシピ通りに作ったら
子どもは味が濃くて進みが悪かっただけ。
だからわたしの人格丸ごとを
否定しているわけでもない。
それなのにわたしが、反応してしまった。
心のゆとりがない時に起こりがちなパターンだ。
今回も、いつもよく食べている回鍋肉レシピを
簡単にビニール袋で揉み込んでから焼くやり方がたくさん載っている一つを試して起きたことで。
あ〜ここは新しい味を
広げる必要なかったことにまた気づく。
そしてやっぱりとまた基本に戻った。
最近の基本は
とにかく肉などを買ってきたら
塩糖水漬けにすること。
この基本につけておけば日持ちもよくなるから
冷凍しなくても2.3日冷蔵庫の中で安心だし、
何より柔らかくなって、硬いお肉が苦手な子どもも、よく食べてくれる。
どうも冷凍することと解凍するタイミングとか
あまり得意じゃないから。
そして固定でこれ!と決めつけておくのも苦手で、その日食べたいものを直前で
変更可能なのはいまの私には向いている。
基本の味はうっすらついて保存よし、食感よし。
ここから調理するのに
その時に食べたい味を想像しながら
好きに味も変えられるので尚よしなのだ。
だからどんなメニューにしよう?を考えなくて
とにかく漬けるというシンプルな作業が最強だ!
こないだ初めてイカもつけてみたら
柔らかくなって美味しかった。
ただ、それをフライパンで、焼いて
食卓で自由に味付け制にした。
そしたら子どもは
このシンプルなものにはポン酢でしょ。と
私は柚子胡椒と、醤油でと。それぞれが楽しめて。あーやっぱりこれだ!とまた落ちついた。
今日は大根と塩糖水漬けの豚肉とニラと、炒めて。
オイスターソースや甜麺醤、みりん、酒、醤油で中華味に。
こないだの回鍋肉でどうやら甜麺醤が濃かったみたいなので、子どもに味付けする前に甜麺醤入れるかどうか確認。少しにしてとのことで、
やってみる。
今日はどうやら成功した。
さて、ご飯出来たよ〜とよそい。
いざ!子どもは豊かな発想で
ご飯に豚肉を乗せて、半分はゆかりをふりかけて
「ベルリンの壁ごはん」と名付ける笑
へ〜そう来たか!と、早速びっくりする私。
境目の、壁を壊して、ゆかりのさっぱりとを混ぜると美味しいと、発見しながら食べて満足そう。
子どもってやっぱり凄いなあ!わたしにはない発想にいつも、驚かされる。
そうよね。やっぱりその豊かな発想で、自由に楽しくだよね。とまた子どもに大いに教えられた。
子どもの、感性やっぱり大事にしたい。
だから私はシンプルに自由度のあるご飯を提供して卓上で各々好きに自分に聞きながら好みの味に仕上げていけるならそれはお互いハッピーだ。
やっぱりシンプルイズベスト❣️が一番。最強だ。
子どもに今日も、教えられる日々。私ももっと自由に作ろう!とまた思えた日なのでした。
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