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🍂ついつい人に同調してしまうあなたにも読んでほしい🍁平安時代に学ぶ🌿あなたの身にもやってくる本当の一人になる前の処方箋とは?
【社会的証明】他人の考えに同調する認知バイアス 人は、自分の判断や行動に確信が持てないときに、他人の行動に影響を受けやすい。自信がなくなったとき、いえ、自信があるときにさえ、他人の考えや思想に影響を受け、自分の判断や行動を決定する傾向があります。 「今昔物語」巻二十九第二十四話 近江国の主の女を美濃国に将て行きて売る男の語 29-24 今も昔も、連れ合いを亡くした後にどう生きるかという問題は哲学的です。その判断を、その決断を、あなたは自分でできますか? 夫が亡くなると家
🤭未来より「今」を優先する【現在志向バイアス】😋「ダメ、やっちゃダメ」と思うと余計にやってしまう【カリギュラ効果】😏をさくっと古典で学ぼう
【現在志向バイアス】 人は、時間が経てば多くの利益、損失があると知っていても、目先の利益を選んでしまう。😏 【カリギュラ効果】 人は、禁止されるとむしろやりたくなってしまう心理が働きます。これは「カリギュラ効果」と呼ばれる行動心理で、1980年に公開された「カリギュラ」という映画が、あまりにも過激な内容のため一部地域で公開禁止となり、かえって注目を集めたことに由来します。 今も昔も、欲に目がくらむのは人の性というものでございましょうか。目の前にお宝がどっさりと落ちていて
現代小説訳「今昔物語」【盗賊の片棒を担がされた男の機転】巻二十九第六話 放免ども強盗せんために⼈の家に入りて捕へらるること 29-6
今も昔も、地方に出向した役人は権力を持っていて何やらいろんな手段で儲けている、と思われがち。平安時代には受領と呼ばれる役人がそれぞれ地方の税の管理を担って、がっぽり儲けていたとかいないとか。ところが、金があるところにはよからぬ人間も集まってくるもので・・・ 上京を東西に走る勘解由小路は小路とは言え、公家の邸宅や厨町が並び、人出の多い小路である。 活気のある瀟洒な町並みが思い浮かぶが、人々が勘解由小路を記憶するのは、左獄と右獄という獄舎の存在においてであった。 ああ、