【混浴】塩原元湯温泉 大出館(栃木県)その1
女性の入りやすさ(5点満点中1点)
★☆☆☆☆
塩原元湯温泉 大出館の紹介その1です。
日本で唯一の温泉「墨の湯」
今までいろいろな混浴に入ってきましたが、にごり湯の温泉に入った経験はあまり多くありません。
さらに栃木県の混浴温泉に行くのは今回が初めてでした。
日本で唯一だという黒いお湯の「墨の湯」
その隣にはかなり熱めの「鹿の湯」
この2つのお湯が隣り合って湧いています。
「墨の湯」はほどよい温度で、ゆっくり長く浸かっていられます。
「鹿の湯」はかなり熱く、写真左にあるホースから水を入れることができますが、なかなかちょうどよい温度にはなりませんでした。
男湯に潜入した気分
平日にもかかわらず、多くのお客さんが宿泊していました。
夕食前の時間帯、「墨の湯」に入っていると、そんなに広くない湯船に団体のお客さんと思われる方が続々と入ってきて、いつの間にか男性が8人ほど。しかも皆さん楽しそうにそれぞれわいわいと語らっています。
そんな中、女性は私1人で、まるで男湯に潜入してしまったかのような気分を味わえました。
なかなかレアな経験をさせてもらえましたね。
効能の違う八つの湯
混浴の内湯は「墨の湯」「鹿の湯」の他に、「平家かくれの湯」と「御所の湯」が隣り合って湧いています。
混浴の露天風呂「岩の湯」は温度がちょうどよく、一番長く浸かりました。
家族風呂の「藤の湯」は空いていればいつでも入れます。
女性用の内湯「高尾の湯」はちょっと熱めでしたが、十分な広さがありました。
女性用の露天風呂「子宝の湯」は、混浴の露天よりは小さめですが、こちらも十分な広さ。朝に入ったときは混浴より少しぬるく感じました。
混浴は難易度高め
女性の入りやすさは★1つにしました。
まず脱衣所が男女一緒です。
湯浴み着やバスタオル着用の案内は特にありませんでしたが、「墨の湯」はタオルを浸けると黒くなってしまうため、恐らくNGなんだと思われます。
にごり湯なので肩まで浸かってしまえば体は見えなくなりますが、湯船自体がそれほど広くないため、他のお客さんと近い距離になる場合もあります。
というわけで、ここは上級者向けかなという印象です。
ちなみに女性専用時間も設けられていましたので、気になる方はその時間帯に楽しんでみてください。
今回、介助が必要と思われるご主人に付き添って、奥様が一緒に混浴に入っていました。
混浴の良さは、こういうところにもあると思います。
ちょうどこの日は、ほぼ満月。
素敵な月見風呂となりました。
つづく。