”法務”は専門性として活かし続けられるのか(その1)
企業の法務部門で働いていると、社内のコーポレート組織/スタッフ組織以外の人からは「君は法務で経験積んできていて既に確立された専門性があっていいよね」「これからも法務の道で生きていけるよね」などと言ってもらえることがありますが、個人の感覚としては法務を一つの専門性と認識するにはスコープが広すぎるような、ぼんやりしているような感覚があり、ピンと来ていません。
まして、ChatGPTに代表される生成AIやデータ利活用の高度化が進むにつれて、知識をストックしているという意味での「専