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企業法務

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企業法務関連の記事まとめ。
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記事一覧

AI×法務のおすすめ書籍

ChatGPTを含む生成系AI(Generative-AI)が盛り上がりを見せておりますが、自社への導入などにあたっては、法務の目線から見ると個人情報・著作権あたりが気になる観点になるかと思います。 一方で、生成系AIに限らず、AI・データ活用については既に議論されている論点が多くありますので、そういったものをカバーしておくものも重要かと思います。 そこで本記事では法務担当者目線で見るAI関連のおすすめ書籍を紹介します。 ※変化・進展の激しい分野でもありますので、今後も

Legal Negotiation - 法交渉学のまとめ

私は2021年7月から米国ロースクール(LL.M.)に留学し、2022年春学期に「Legal Negotiation - Theory and Practice (法交渉学の理論と実践)」を履修しました。それをきっかけに法交渉学に関する複数の書籍を読みましたので、講義で学んだ理論や書籍を通じて得たナレッジを整理し、またこれまでの自分自身の経験も踏まえて自分なりに再構築したものを記事にしています。 契約交渉などの場面では、以下について無意識的に実践している方も多いかもしれませ

英文契約対応のオススメ書籍

[20230816更新:国際契約の英文法、国際交渉の法律英語を追加] 英文契約を読んで理解したり、ドラフトをしたり、というのは日本語の契約対応スキルに加えて少し異なるスキルが必要です。英語の基礎力は当然ですが、日本語の契約における表現が普段話す日本語とは異なるように、英文契約独特の表現を理解し、使いこなせるようになる必要があります。 ただ忙しいビジネスパーソンとしては、英文契約のことだけをインプットし、業務で集中的に取り組んで力を付けて、英語の契約表現を頭に叩き込んで・・

”法務”は専門性として活かし続けられるのか(その1)

企業の法務部門で働いていると、社内のコーポレート組織/スタッフ組織以外の人からは「君は法務で経験積んできていて既に確立された専門性があっていいよね」「これからも法務の道で生きていけるよね」などと言ってもらえることがありますが、個人の感覚としては法務を一つの専門性と認識するにはスコープが広すぎるような、ぼんやりしているような感覚があり、ピンと来ていません。 まして、ChatGPTに代表される生成AIやデータ利活用の高度化が進むにつれて、知識をストックしているという意味での「専

”法務”は専門性として活かし続けられるのか(その2)

この記事は、前回のこちらの記事の続きです。 参考にしている書籍はこちら。 前回の記事では書籍の前半パート「専門性とは何か」について書きました。今回は後半パートの「専門性の身につけ方」を読んで考えたことについて書いていきます。 専門性の身につけ方1.自分らしい問いを立てる 本書では、専門性は「既に確立されている知識などをインプットしたうえで、新たなアイデアを創出していくアウトプットをしていけること」としています。その新たなアイデアを創出するためのファーストステップがこの

法務から"越境"する取組を通じた学び

この記事は法務系Advent Calendar 2023の17日目の記事です。Miyaさんから頂いたバトンをnaka2656さんにしっかりとお渡ししたいと思います。 私は今回が初参加ということもありテーマ選定に悩みましたが、私自身が2023年に取り組んだ業務の振り返りも兼ねて、法務から"越境"する業務(=他部署との連携が必要となる、いわゆる部門横断的プロジェクト)を通じて、私が「この力は今後強化していかなければならない」と感じたことをまとめたいと思います。 若手からの脱皮