激震!『MNP事務手数料(3000円)が廃止になる!?』
↑↑この記事の解説動画です(^^)
7/21 午前中にニュース記事を読んで思ったことを書きます。
タイトルにもあるように、MNP事務手数料の徴収を総務省が禁止する方向で検討をしているとのことです。
『MNP事務手数料て何?』って思う方の為に、まず解説させてもらいますね。
例えば、A社からB社に乗り換えをする際に、電話番号をそのまま引き継いだ状態で乗り換えるするにはMNP(モバイルナンバーポータビリティ)予約番号の発行が必要になります。
要はその発行の手数料のことになります。
それに3000円かかっていたのが、総務省から言わせると
『それって必要?徴収してる根拠が不透明だから無くす方向で考えるねっ!!』てことです。
今更感はあります。
根拠ないと思うんだったら、もっと早くしてよって思いますよね。
解約金の上限を1000円にした時点でも検討するべきだったんです。
(検討してたけど次の策に温存してたのかも?)
でも、総務省の思惑どおりにはいかず。
乗り換える人もそんなに多くなかったことが、今回の『MNP事務手数料廃止』に踏み込んだ背景みたいです。
まぁ、大手の携帯会社は反発するでしょうね。
『総務省のアホーッ!また利益少なくしやがってー!!』
消費者にはありがたいことですよね。
【来年の2月にも本格化】と記事に書いてありましたが、これが仮に本当だとして、乗り換える人は増えるのでしょうか??
総務省の希望としては、乗り換えをもっとしてほしいようです。
ここで、僕なりの見解で、なぜ乗り換えが増えないのか?の理由が4つあるので紹介していきます。
【なぜ、乗り換え増えない?総務省の思惑どおりにいかない理由】
①楽天にがっかり🤷♂️
楽天がとうとう3キャリアと並ぶ!更に料金も安い!って期待されてましたよね。
『乗り換え合戦!世は乗り換え戦国時代の幕開けじゃ!』
でも、フタをあければ.....
ガッカリしたという声が多いのが現実でした。
エリア設備も時間かかって先延ばししちゃったしね。
②インターネット契約の解約金がネック
スマホとインターネットをまとめると、割引がありますよね。
例えば、ドコモとドコモ光、ソフトバンクとソフトバンク光(Air)、auとau光(その他、提携会社)といったように、まとめることで割引が受けれます。
しかし、携帯電話の解約金の負担が減っても、インターネットの解約金はそのままです。
工事費の分割も払ってる、撤去費用がかかるなど様々なネックがあるのです。
乗り換え先のインターネット会社によっても、乗り換えキャッシュバックなど、解約金を負担してくれるようなキャンペーンはしてます。
ですが、先にお金を負担しなきゃいけなかったりすることがあるから、ためらってる人も多いのではないでしょうか?
むしろ、既にまとめてるから、もう乗り換えは面倒くさいとか思ってるかもしれませんね。
③ドコモの解約金問題
古い料金プランだと、それぞれのケータイ会社は解約金が9500円かかります。
しかし、ドコモを除いては料金プランを変えることで、翌月から解約金を1000円にしたり、0円にしたりすることができます。
ソフトバンクだと10日締め、20日締め、30日締めと、締め日が3つあって異なります。
例えば、10日締めの人が7月10日までにプラン変更したら、7月11日から解約金が0円になります。
auだと月末締めなので、例えば7月にプラン変更したら翌月には解約金が1000円となります。
※機種変更伴うプラン変更だと即日適用になります。
しかし、ドコモだと、7月にプラン変更しても翌月に解約金が0円にも1000円にもなりません。
例えば、更新月が2021年7月だとしましょう。
現在が2020年7月なので、来年の7月の更新月以降じゃないと解約金が1000円にならないという謎のシステムなのです。
しかし、dカードで携帯料金を払っていれば解約金0円だそうです。
持ってない方は、カードを作ったら早く解約できますね!
でも、カードの作る意味って....
カード作るくらいなら、ドコモでまとめた方がいいよ。
④キャッシュバックが少なくなった
2019年11月から法律で、乗り換え間のキャッシュバックが上限2万円になりましたよね。
(3GケータイからのMNPと機種変更は除く)
それも大きいと思います。
複数台乗り換えしても、一括0円だったりキャッシュバックついてたり、ゲーム機も貰えたりと特典だらけでした。
そもそも、今までがやりすぎてたんですよね。
でも、一度でも味をしめてしまうと、上限2万円か...
乗り換えしなくてもいいかなーってなりますよね。
乗り換えしようとして、乗り換えする為に、予約番号の発行が必要になります。
ショップやWEBからだと、そのまま印刷してくれますが、コールセンターで取得するとなると、引き留めがすごいんです。
『同等の割引するからウチにこのままいてよ』てなったら、乗り換えするメリットってあるのかな?ってなりますよね。
今後、事務手数料も免除になったとしても、労力と時間かがかかるMNP。
みなさんの天秤にかける人は、どちらに傾きますか??
この4つがネックなんじゃないかな?というのが僕なりの見解です。
【おまけ】
これからの総務省の思惑から遠ざかる要因も考えてみました。
それは、『マイナポイント』です。
政府が推奨してるやつですよ。
皮肉なもんですよね笑
マイナンバーカード とスマホのキャッシュレス決済を連携させようというキャンペーンやってますよね?
上限5000ポイント貰えるよーってやつですね。
『ポイント貰えてお得になるから連携してよーって』
スマホのキャッシュレスは1つしか連携することができません。
更に、後から別のキャッシュレスに変更ができないんです。現段階では。
(マイナポイントのコールセンター調べ)
つまりですよ?
例えば、ドコモのd払いとかauのau payで連携させて、他社に乗り換えると、使えないことはないけど、どうなのかな?ってところです。
『paypayとかSuicaとかWAONなら安心だね。』
※詳しくは、マイナポイントサイトで、連携できるやつ確認できます。
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/
もちろん、ケータイ会社のスタッフは他社に乗り換えされては困るから、そういった囲い込みはしてきますよね。
マイナポイントもウチと連携しましょう!って。
マイナンバーカード 自体、あまり普及してないので、どれくらいの人がマイナポイントと連携させるのか分かりませんが、『乗り換えしない理由』として今後、少しは影響してくるんではないでしょうか?
また、次の手としては、新規事務手数料3000円を無くし、更に基本料金を下げろという要望があるのではないでしょうか?
今後の流れが気になりますね!
各ケータイ会社には、もっと安くお得に出来るようにお願いしたいです。
家族まとめないと安くならないんじゃなくて、1台でも安く!!お願いします!!
というのが僕なりの見解です。
あくまで見解なので!
と予防線だけ貼らせてください笑
『しゃーねーなっ。コーヒーくらい奢ってやんよ!』という方もお待ちしてます笑
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m