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タンザニアの行きつけの店

家から息子の幼稚園までは徒歩10分。ということで、毎朝、息子と歩いて通っている。その中間地点に八百屋さんがあって、ずっと気になっていた。
タンザニアの八百屋さんに行ってみたいな~とずっと思っていた。

でも、なかなかそこに寄ることができないで、1か月が過ぎた。

寄る勇気がなかったのは、こちらに来てよく、「外国人に対しては、高い値段をふっかけるところがあるから、気をつけて」というもの。
高い値段とはいっても数十円とかの差なのだが、そんなの嫌だなと思って、行きたいけど、行けない日が続いていた。

スワヒリ語のクラスで、「アボカドを1つください」という言い方を学んだので、ある日、勇気を出して、この八百屋さんに寄ってみた。

なんとか私のスワヒリ語は通じて、無事にアボカドを購入。
せっかくなので、バナナ、マンゴ、パイナップルも買ってみた。
値段を聞くと、近くのスーパーとほとんど変わらないので、たぶん
外国人価格ではないだろう、という想定で、買い物ができたことに満足。

1回行ってしまえば、もう慣れたもので、それ以来、必要な野菜は、
このお店で購入し、常連になっている。通りを歩けば、お店の人たちが手を振って笑いかけてくれる。なんだか、ご近所さんができたようで嬉しい。

外国人が歩いてこの店に来ることはほとんどないので、
タンザニアのローカル体験を独り占めできる楽しみの1つとなっている。
(写真はその八百屋さん)

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ほりとも@香港在住ライター
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