【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】下請け仕事をしない
クリエイティブな仕事をいかにビジネスにするかについて、今までの経験を元にお伝えしています。
今回は、「下請け仕事をしない」ということについて。
これはどういうことかと言いますと、クリエイティブな業界ではよくあるのですが、同業他社から仕事を受けることです。
創業時はまだ依頼をしてくる方も少ないので、同業他社に頼りがちなのですが、最初は致し方ないと思うのですが、それを何年も続けていると、なかなか自分の仕事にはならないと思います。
私も創業当時は、下請け仕事を受けていました。当時は、何かのきっかけとしてと考えていたのですが、やはり下請けは下請け、それ以上の展開はないばかりか、ちゃんとやればやるほど、同業他社の評価ばかりが上がり何も良いことがなかった記憶があります。最初の2年くらいはそのような状態で、売り上げはあったのですが、それ以上の広がりがなくこのままでは先の展開がないと思い、金額が少なくても「私に依頼がくる仕事を受けよう」と決めたのです。
この考えを持ってから、どうしたら自分に仕事の依頼がくるかを四六時中考えており、できるだけ人が多く集まる場所へ出向き、自己PRをするようにしていました。それを1年間ずっと続けた結果今に至ります。
もちろんSNSで発信もしていました。毎日SNSに仕事のことを多少でもあげるようにしていました。それを続けることで私=映像制作の人というイメージが広がり依頼が増えるようになりました。
確かに売り上げは大事です。売り上げがないと会社は成り立たないしビジネスは成り立ちません。それでは現状同じ状態で先の展開はあまりありません。ずっと下請け業者のままで、何も良いことはありません。自分が経験したからこそ、そう思えるのです。
自分に依頼がくるということにこだわる必要があると思っています。