苦痛でなく無意識でできることを仕事にするのが1番良い
いつもは【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】について書いていますが、今日は違う目線で書いてみたいと思います。
仕事をする際に、どうせなら好きなことでと考える方も多いと思いますが、果たして好きなこととは何でしょうか?
好きなことを仕事にというキャッチコピーをよく見かけますが、好きなことというのは、ここでいうところの娯楽に近い好きなことのように感じています。それはそれで悪くはないのですが、好きなことを仕事にしているから収入は少なくても良い、やりがいがあるからという方もいますが、果たしてそうでしょうか?そういう方たちを何人か見てきましたが、最終的に行き着くところは、好きなことは趣味にして別の仕事をする方が大半でした。
最初は好きなことを仕事にしているから収入は少なくても我慢できると思うのですが、そもそも我慢しているのがおかしくて好きなことが好きじゃなくなってしまうように感じます。それを何十年と続けられるか?といえばやはり収入がある方が良いのです。
好きなことは趣味にしてというのは表向きの言葉で、本心は違うように感じます。
好きというのがちょっと違うと思うのです。楽しいと思うことが=好きになると思うのですが、楽しいことがずっと続くのは果たして良いことなのか?とも感じるのです。
1番良いと思うのが、無意識にできてしまうことで収入を得られることを仕事にするです。
無意識にできるというのは、生まれ持った気質と呼ばれるもので、気質は一生変わらないそうです。性格はあくまで表面上のもので、気質は本来自分が持って生まれてきたものなので、極端にいえば何も考えずにできてしまうことなのです。
案外、無意識にできることに関して多くの方はスルーしてしまっている気がします。それに気づいていないので好きを仕事にということになってしまうのです。
それを見つけるのは日常生活の中で見つけられると思います。
例えば、パソコンをずっと打ち続けていても苦痛ではない、文字をずっと見ていても苦痛ではない、数字をずっと追いかけていても苦痛ではない、地図を見ただけで無意識に覚えてしまうなど、数々あると思います。そういう身近なものに目を向けず、外にばかり目を向けていると見つからないと思います。
ちなみに私はずっとパソコンを打ち続けていても苦痛ではないので、noteを書くことは何ら苦痛ではないのです。映像制作の仕事でインタビューなどでテロップを入力することがあるのですが、これに関しては何ら苦痛ではなく無意識にできてしまうので、インタビュー映像を制作することが多いです。イヤな人は本当にイヤみたいで、変わって受けることがあります。
何となく日常生活の中から見つけ、それを仕事に活かすのが1番オススメです。
灘 伏見さんによる写真ACからの写真