怒活メソッドとは①~怒りの感情を抑圧すると起こってしまう問題~
あなたにとって「怒り」とはどんなもの?
あなたは「怒ること」に対して、どんな感情を抱いていますか?
「怒ってはいけない」と思い込んでいませんか?
そして、それでも怒ってしまう自分に、
嫌悪感や罪悪感を抱えてしまっていないでしょうか・・・
日本人は小さい頃から、「怒ること」に関して強い抵抗を示します。
そして、
「怒ってはいけないよ」
「もっと優しくしないと」
「そんなに怒ってみっともない」
と、「怒りを抑圧」するよう求められます。
その結果、多くの人が
「怒り=悪、悪いもの」
と思い込み、
なるべく怒らないようにしよう、怒らないようにしよう・・・
と、自分に言い聞かせながら毎日を過ごすようになるのです。
感情をおろそかにすると「怒りが成熟」しない
そうやって怒りを抑圧し続けてしまったら、
いったいあなたの身に
どのようなことが起こってしまうのでしょうか?
☑️自分の感情がよくわからない
☑️怒りたくないのに怒ってしまう
☑️自分のやりたいことがわからない
☑️自分に自信が持てない
☑️将来が不安
☑️お金のやりくりがうまくいかない
☑️「仕事」「家庭」「友人知人関係」で人間関係に悩んでいる
こうした状態に陥ってしまうのです。
このような状態を、怒活メソッドでは、
「怒りが成熟していない状態」と呼びます。
「怒り」だけに限らず、感情をおろそかにしてしまったために、
脳が正常な感情を出せなくなってしまっているのです。
これは、「怒り」という感情が解放されておらず、
活用できていないことで起こっているのですが、
残念ながら全く認知されていない情報です。
現代の日本人は、大半の人が
「怒りが成熟していない状態」だと言っても過言ではありません。
なぜなら、私たちは日々、家庭や社会の中で
ネガティブな感情を我慢したり隠すことを強制されるからです。
これを怒活メソッドでは「怒りの抑圧」と呼んでいます。
「怒りの抑圧」の具体例と引き起こすもの
では具体的に、
怒りの抑圧とはどのようなことを指すのでしょうか?
☑️悪いことが起きても『ポジティブにならなきゃ』と考える
☑️つらいことがあっても『モチベーションをあげなきゃ』と考える
☑️『私が努力すれば状況が良くなるに違いない』と考えてしまう
☑️人前で怒ってはいけない、泣いてはいけないと教えられてきたし、そうしている
☑️すべきことがあるから落ち込んでいるひまはないと思う
☑️相手の気持ちを思うと自分を上手く表現できない
これらは全て、怒り(感情)を抑圧する行為なのです。
どうですか?日常的にやっていませんか?
怒りを抑圧すると、すべての感情が押しつぶされて、
怒りだけではなく『喜び』『楽しさ』『怒り』『悲しみ』といった
感情すべてが感じられにくくなってしまいます。
そして自分の感情がよくわからなくなってしまうと、
自分が『すべき決断』や『やるべきこと』『やりたいこと』を
判断する力が失われてしまいます。
その結果、先ほどもお伝えした
☑️自分の感情がよくわからない
☑️怒りたくないのに怒ってしまう
☑️自分のやりたいことがわからない
☑️自分に自信が持てない
☑️将来が不安
☑️お金のやりくりがうまくいかない
☑️「仕事」「家庭」「友人知人関係」で人間関係に悩んでいる
などという症状を引き起こすのです。
「怒りが成熟していない状態」を解決する方法
これらの問題を解決するために、怒活メソッドでまず行うのが
『怒りの解放・活用』と『怒りの成熟』です。
この怒活メソッドを進めることで、
人間として持つべき、当たり前の感情を表に出せるようになります。
そして、それを続けることで、
あなたの感情を成熟させることができます。
感情が成熟すると、
あなたの中にある潜在意識と顕在意識のズレが整うので
今起こっている悪い状況がどんどん改善されていきます。
状況が改善すると、
滞っていた人間関係やお金の流れが正常な状態に戻ります。
流れがスムーズになるので、巷で人気のある、
いわゆる『引き寄せの法則』も、うまく使いこなせるようになります。
本当に?と思いますよね。
それほど、人間にとって感情って大切なものなのです。
ですから、感情を成熟させるのは、そう簡単ではありません。
ですが、そこを乗り越えて
あなたの感情を整え、成熟させることで、
あなたはどんどんご自身の人生を生きやすくなりますし、
望み通りの人生を手に入れる事ができるようになるのです。
では、なぜ、この感情を成熟させていくのに
喜怒哀楽の感情の中で、あえて「怒り」を使うのでしょうか。
次回は、「怒り」がもつ力、「怒り」がもたらす効果について
お伝えしていきます。
続きはこちら。
怒活メソッドとは②
~怒りが起こるメカニズムと、その役割~
https://note.com/tomo10nov/n/nf2fc51d0975d
お読み頂き、ありがとうございました。