「文化の自給」と「遺すデザイン」
福島県いわき市から、東京やいろいろな地方を経て、壱岐島という離島に暮らしながら、このふたつのテーマに関して考える事が多い。
漠然と、地方や個人(個性)の自立や幸福が成り立ちやすい環境とは何か。と。
考え続けていたのだが、「文化の自給」
は、宮城県石巻市の口笛書店さん代表の日野さんから。
「遺すデザイン」は、長崎県対馬市のイエローベースコーヒーさんのくまもとさんから、ポロリと聞いた言葉で言語化する事ができたのでリスペクトを込めてお借りする。
それに加えて、わたしがセットで常々考えるのが、「人の可能性とその本質の探究」である。
個人の在り方から、普遍的な人のおもしろさを尋ねている。
これは、もう性癖レベルで誰にも求められていないけれど考え続けているし、続いていく。
(お付き合いください笑)
ひとの本質を尋ね、可能性を探す。
もともとそのひとが持っている、すでに在る、みんなにはみえていないものを、最大値にして沢山のひとの中に置いた時の可能性にわくわくする。
(決して人や状況を、コントロールしたいわけではないけれど、あらためてはためいわくかもしれない笑)
それは、全て、「この世は生きるに値する、見え方次第で世界は変わる」ということのスタンスで自分が生きていたいからである。
そしてその可能性を信じていたい。
隠れている、または見出されていない、そこに在る素晴らしいものを、常に見出しながら生きていたい。
そんなベースで生きている。
暮らしながら、壱岐島の可能性も信じてきた。
つい最近になって、関わらせていただいたふたつの場所。
チームやひとが、思った以上に大きく扉を開いた。
その情熱と努力をこころから祝福し、紹介したい。
(つまり、じぶんも関わったぜイェーイですw)
可能性を最大限に見出すという事だけが、わたしの役割であり、ふたつの場所が、永くあたたかな場所になる事を願って。