過ぎゆく冬を食べ物で振り返る
昨日から北国にある実家に来ているのですが、まだ寒いはずと思っていたけれど最高気温が19度あり、食べれると思っていたふきのとうも無く、スキー場も営業終了。
思ったより早く冬は終わり、もう春が訪れているのだなと驚いています。
今日はそんな冬にお別れを告げるため、過ぎゆく季節に感謝の意を込め、冬の好きな食べ物飲み物を記録します。
日本酒の熱燗
最初から昭和の香りがするのですが、冬といえば熱燗です。
私は昔から日本酒の熱燗を飲むのが好き。
冷や酒の方がお酒の味がわかってよいのですが、とっくりに入れ温めた日本酒を飲むと心から温まり幸せな気分になれます。
今は地方の銘酒を嗜むのですが、大学時代は安い酒を安い居酒屋で流し込んでいました。
あったまったお酒をおちょこにつぎあい、「おつかれちゃん!」なんて乾杯して飲むお酒は格別。
日本酒を熱燗でちびちび口に運んでは、就活のことや恋愛話に、時には笑い時には涙しました。
今はそんな記憶を思い出しつつ、一人で熱燗を楽しんでいます。
暖かいところで食べるアイス
冬のアイスは格別です。
寒いのに冷たいものを?と思われるかもしれませんが、そんなドSの発想では無く、温かいおうちの中や施設の中で食べるアイスが好きなのです。
寒い外から暖かい施設内に移動しホッとした時に、食べたくなるアイス。
実家にいた時は、こたつで食べる雪見だいふくや冷凍みかんが好きでした。
思えば私は夏より冬の方がアイスを多く食べる気がします。
夏も冬も冷たいものを食べて体を休めたいという気持ちは一緒なのですが、冬の方がアイスの溶けるスピードもゆっくりなので、味わって食べられる気がします。
スキー場のラーメン
最後はこちら。スキー場のラーメンです。
どうしてスキー場のラーメンってあんなに美味しいのでしょうか。
だいたいスキー場で提供しているのは昔ながらの中華そばなのですが、シンプルながらにコクがあって美味しい。
また汁の温かさが、少しずつ冷えた体を溶かしてくれます。
食べ終わった頃には美味しさと満足感で胃も心も満腹です。
終わりに
熱燗にアイスにラーメンに。気づけば全て温度感を感じるものばかりですね。
やはり寒いこの季節、寒い体をあっためようと、またあったまった体を冷やそうと、温度感を感じられるものを体が欲するのでしょう。
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さて温度感を感じる食べ物に恋焦がれた冬にサヨナラを告げ、春になったら何を食べよう。
春といえば、冬の間力をためていた植物たちが大袈裟なくらい苦さや甘さ、みずみずしさを備えて私たちのもとにやってきます。
ですので春は野菜が食べたい。
苦いふきのとうやタラの芽のような山菜、また新じゃがや新玉ねぎ、筍なんかを味わいながら食べたいです。
それらを息子の離乳食にも取り入れてあげたいな。
苦味のあるものはまだ早いけれども、玉ねぎやじゃがいもは喜んで食べてくれるはず。
「ママ、このじゃがいもいつものやつよりみずみずしくて美味しい気がするね」
なんて息子が言ってきたら(まだ喋れないので、食べた反応でそう感じたら)、春のおかげだよと返してあげたいと思います。
それではまた明日。