自己紹介とアート事始め
TOMMY☆と申します。ペンネームです。☆を付けたのは名前の後に何か置くことで、その後の連なりを想像できるかなって思ったからです。某俳優さんの名前のように。
アートを主軸として活動しているので、友人Tさんがアートミーと呼んでくれます。Art me、Artommyともなるので結構気に入っています。Artは名詞で動詞にはならないけれど、動詞になりそうな単語でもあるので面白い。
簡単な自己紹介を。
アート展覧会へ行ったり、絵を描いたり、アートソックスを製作したり、文章を書いたりしています。表象メディアを学び、ギャラリーや芸術祭で働いたこともあります。
アートとファッションが、自分の物心ついた時からの楽しみの一つでした。
その事に気づいたのが、つい数年前。
幼い頃に大流行のピンクレディが楽曲「UFO」で着ていた衣装を着たくて、母のブラをこっそり当ててみたり笑、母が購読していた雑誌「ミセス」を眺めたり広告を切り抜いて着せ替えしたり。親の影響もあります。絵は自分の頭に浮かんだことや気持ちをクレヨンで描いたり、その時々で強く愛着を持つモチーフを繰り返し描いていました。近所の子ども等とぬいぐるみで物語を作って遊んだりしていて物語を作るのも夢中でした。
多分、ほとんどの人が絵を描いたことがあるでしょう。けれど、自分が描いた絵の「上手下手」という評価する(もしくはされた)経験をして、他人と比較したり或いは大人に何か言われて描くことを止めてしまったり、私は描くなんてとんでもない、といった気持ちになったり多くの人が絵を描くことから離れてしまう。
尚且つ、学校で「美術」科目があったとしても教科書で先生が説明したのを試験のために少し暗記したり、ある程度のお題を与えられて描いたりする機会はあっても中学校くらいまででしょう。高校になると「選択制」となって美術の授業自体受ける機会を失いどんどんどんどん「アート」(以下、美術のことをアートと記載)から離れてしまう。
美大や絵やデザインに関する専門学校進学する人以外は、本当に興味を持ち続けたり何かキッカケがないとアートは「他人事」「対岸の火事」のように、恋人がアート好きなどでアートに興味を持ったなどと非常に狭く条件付きな案件になってしまう。それがアートの実態ではないだろうか。
翻って、私は絵を描く大学へ進学したい気持ちが高校入学して芽生えた。しかし、親の「絵では食べていけない、そんなレベルでは入れないでしょう」という呪文に心が折れて簡単に諦めた。そう簡単に諦めるということは、その程度の気持ちであったとも言えるが、ずっとどこかでアートに関する仕事をしたい何とか近づきたいと思っていた。全く違う学科へ高校卒業後に進学したのだが、美術大学の図書館司書として働く機会はないかとか、夢見る現実逃避からかロンドンのゴールドスミスカレッジ(有名な現代アーティスト輩出校)へ留学できないかとまで思ったり。はたまた某有名美術雑誌にライター募集で記事を送ってみたり、憧れギャラリーへ寝袋一つで入門しようかと思ったり...真剣にゴールに向かった行動をしていないから、もちろん実現できる訳がない。書いているだけでも恥ずかしくなる笑。
何故ここまで憧れたかと言うと...長くなったので今日はここまで。アートから離れた私が手繰り寄せる時期について。次回へ続きます。