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喧嘩がきっかけで見つけた私の幸せ:朝の45分ウォーキングがもたらした変化


夫が起きてこない休日のイライラ…それを乗り越えた私の方法


夫は休みの日は疲れているため起きてこない。
私は休みの日は早く起きてしまうタイプ。
せっかくの休みなのに夫は時間を無駄にしているような気がしてイライラしていた。
夫が起きてくるまで、スマホを好きなだけ見られる。
スマホを飽きるまで見ても目が痛くなるだけだし、ヨガをするにも集中力がもたないし、早く起きても暇だった。
そこで私は掃除をすることにした。好きで掃除してる訳ではない。起きてこない夫に対してイライラしながら掃除をしている、八つ当たり掃除だった。イライラをぶつけながら掃除機をかけ、机を磨き、玄関を整頓する。家は綺麗になってスッキリするけれど全然楽しくない。

「誰かに幸せにしてほしい」と思っていた私が、自分で幸せを作るまでの話


どうせ起きてきても身体が痛いとか、頭が痛いとか自分の不調を訴えてくるんだ。

私だって頑張ってるのに、私だって早く起きて家の掃除してるのに、私を認めてよ。早く起きてどこかに連れて行って。私を楽しませてほしいよ。と思っていた。
私は人に幸せにしてもらいたいと思っていた。

私が熱を出した時のこと。
朝から体調は悪かった。いつもどおり早く起きて夜ご飯を準備し息子を保育園に送り出勤した。仕事中、寒気がするなと思ったが勤務時間最後まで仕事をした。ふらふら息子を迎えに行き、家で熱を測ると38度の熱があった。
夫に連絡をした。なかなか既読はつかなかった。20時頃になって、やっと帰るね!と連絡があった。

身体は怠かったけれど息子のご飯を準備して、食べさせて、お風呂に入れて、寝る前まで準備した。21時頃夫は帰宅した。私は心細かった。正直言って早く帰ってきてほしいと思った。

次の日、朝は解熱したがまた昼から熱が出てきた。この日も夫は帰ってきてくれなくて、息子の世話を全部終え2人で寝始めた頃に帰宅した。
飲み物や食べ物など買ってきてくれたけど、19時くらいに帰ってきてくれなかったことが自分を蔑ろにされたようで悲しかった。

このところ夫は忙しくて、私と息子が寝た後に帰ってきて、朝の出勤前の30分だけ顔を合わせる日々だった。そんな中息子の保育園行き渋りが始まった。朝になると「ほいくえんにいきたくない。ままといっしょにしたい」と泣く。なんとか保育園に連れていって、先生に引き渡していた。
夫が仕事ばかりで息子と向き合ってないせいではないか、私は勝手に妄想し勝手に不満を募らせていた。

その後夫がコロナになった。
1週間後に控えていた旅行をキャンセルすることになった。楽しみにしていたのに。自分は診断もらって休むんだ。私は熱が出ても仕事して家事をして息子の世話をしたのに。不満が爆発して泣きじゃくり怒りをぶつけた。
夫も怒りをぶつけられ、カチンときたようで言い返してきて喧嘩になった。

話したくない、顔を見たくないほど頭にきた。

その日夫は会社にPCを取りに行くといい、日付が変わるまで帰ってこなかった。

私は泣きながらバイブル、草薙龍瞬さんの「反応しない練習」を読んだ。
今自分は他人に満たしてもらおうとしてるな、と気づくことができた。

次の日、Amazonアンリミットで見つけた「幸福の達人 科学的に自分を幸せにする行動リスト50」を読んだ。
環境を変えるより行動を変えるほうが幸福度が持続するらしい。
環境を変える(旅行に行く)より行動を変える(私の好きなことをやる)ほうが幸福になるのかも…と思えた。


怒りと不満をウォーキングに変えたら、夫婦関係も改善した!


ずっと心の中にあったウォーキングを始めようと決めた。
毎日はできないけど、土日の休み、掃除に使っていた時間をウォーキングにあてればいい。息子も寝てるし夫も起きてこないしちょうどいい。
自分で自分を幸せにしてあげようと決めたら、夫への怒りが消えていった。
仕事頑張ってくれてるのに怒りをぶつけてかわいそうだったなと反省した。
早速次の休みにスポーツウェアを一人で買いに行った。


新しく始めることにわくわくしていた。こんな気持ちは久しぶりだった。
4時半に起きて、スマホとイヤホンと鍵だけ持ち、そーっと家を出た。
好きな曲を聴いてまだ静かな街を歩く。真夏でも夜明けは涼しくて気持ちよかった。45分くらい歩いて家に戻る。帰るころには日が昇り、毎回正月の日の出を味わっている気分になる。

「自分を満たす力」を手に入れた日々:小さな行動が大きな変化に


休みの日に夫が起きてこなくてもどうでもよくなった。
私はみんなが起きる前にもう好きなことをしてきたので充実感がある。
身体を動かしてきたのでその後一日ゴロゴロ過ごしていたとしても、「休みの日、楽しんだー!」と満足している。

この出来事から他人に求めず、自分で満たすことを学んだ。
夫にも優しく接しられるようになった。
喧嘩から始まったウォーキングは私の一週間の楽しみになった。




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