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心地よい暮らしへの一歩:断捨離で生まれた家族の時間と安心


「1週間で8割捨てる技術」を読んだ結果、断捨離への一歩を踏み出した元汚部屋出身の読書記録です。


旦那さんのために、心地よい住環境を整えたい


2023年11月、ふと「これからどんな自分になりたいのだろう?」と考える瞬間がありました。きっかけは、旦那さんの仕事にトラブルが多く発生し、「自分に何かできることはないだろうか?」と思ったことからです。
そのとき、私は次のような目標を立てました。

  1. 家事をスムーズに回し、息子との時間を増やす

  2. 旦那さんにとって、世界で一番安心できる人、そして場所になる

  3. 自分の仕事も充実させる

まず最初に、住環境を整えようと決意しました。頭に浮かんだのは「断捨離」という言葉。ただ、実践するにはハードルが高そうに感じたため、手に取ったのが次の本でした。


掃除が苦手な私が「捨てること」を学ぶ


実を言うと、この本を読むまで私は掃除が苦手でした。忙しい毎日の中、掃除の時間がなかなか取れず、部屋はどんどん荒れていく。連勤が続くと物は散乱し、休みの日になると掃除から始まり、外出前にはすでに疲れ果てていました。
でも、この本を読んで「捨てる」という概念に衝撃を受けたんです。今までの私には、捨てるという習慣がまったくありませんでした。
子どもの頃、母に「そんなもの買って!まだ使えるのに捨てるのはもったいない!」と言われるのが嫌で、使わないものをベッドの下やクローゼットに押し込んでいました。結果、溢れてしまい、また怒られる。そんな繰り返しだったことを思い出しました。
散らかっていたリビングを改めて見ると、不要なDM、息子がどこからか持ってきたタッパー、食べかけのお菓子や出しっぱなしのコップ…。こうした不要なものを捨て、必要なものをしかるべき場所に収めれば、家はもっときれいになるのではないかと思ったのです。

モノを捨てる難しさと向き合う


モノを家に入れるのは簡単ですが、捨てるのは本当に大変です。本にも書かれていた通り、意識しないとどんどん増えていくんですよね。
さらに、「視覚ノイズ」の話もとても共感しました。住宅展示場や旅館、カフェは落ち着くのに、自宅ではなぜか落ち着かない。そう感じていたのは、家の中がごちゃごちゃしていて、頭が疲れてしまっていたからだったんです。
この本では、モノを減らす方法や、家にモノを入れないコツがたくさん紹介されています。断捨離をイベントとして行うのではなく、毎日の習慣として、1日15分の「捨てタイム」を設けることを提案しています。

1日15分の片付けで生まれた余白


早速、15分のタイマーをセットし、ゴミ袋を手に家を見回しました。カウンターの上には不要なDM、賞味期限の切れたパン、空のペットボトル…。そして、引き出しを開けると、存在すら忘れていたモノたちが次々と出てきました。
毎日15分だけ片付けを続けた結果、家には余白が生まれ、空いたスペースには必要なものを収納できるようになりました。それにより、部屋全体が目に見えて片付き始めたのです。以前は物を買っても、出しっぱなしにしていましたが、今はしまうスペースが確保されているので、すぐに片付けられます。
こうして、片付けや掃除が苦手な私でも、掃除を習慣化できるようになりました。

忙しい人こそ「捨てる」を始めてみませんか?


まとめると、飲んだペットボトルをすぐ捨てる、不要なDMはすぐシュレッダーにかける、いらないものは即捨てる。これだけでも、部屋が大きく変わります。
忙しいからこそ、散らからない部屋を手に入れるために「捨てる」ということに目を向けてみませんか?一度、ぜひこの本を読んでみてください。


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