複利思考とgive&take
1. イントロダクション
ナヴァル・ラヴィカントの『全てにおいて複利で考えよ』という言葉に出会い、自分の行動や関係がどのように複利的に成長しているか、改めて考える機会がありました。
また、アダム・グラントの『Give & Take』を通して、自分が本当に『Giver』として他者に価値を与えられているか、疑問に感じることもありました。
2. 複利思考とは何か
複利は、最初は小さくても、時間をかけて徐々に大きくなるものです。
ナヴァル・ラヴィカントが提唱する複利思考は、これを人間関係やキャリアの積み重ねに応用する考え方です。
日々の行動や人との接し方が、将来的にどのように大きな影響をもたらすかを意識することが大切だと思いました。
3. 自分の過去を振り返る
これまで築いてきた人間関係や、仕事の業績が複利的に成長しているかと考えたとき、正直に言えばまだ足りていないと感じました。
恥ずかしながら、その場がよければ、自分さえよければと短絡的である行動をしがちだと自分で思いました。
日々の小さな行動がどれだけ将来に繋がるか、もっと意識的に行動しなければならないのでは?と気づきました。
4. Give & TakeのGiverになる難しさ
『Give & Take』では、与える側に立つことの重要性が説かれていますが、自分はこれまで本当に与える側に立てていたのか、疑問に感じました。
例えば、私は誰かに助けてもらったことが多いのに、自分がどれだけ他者に与えてきたか振り返ると、まだ不十分だと思いました。
5. 「身銭を切れ」から学んだこと
さらに、最近読んだ『身銭を切れ』の中で、対称性の話が出てきました。
自分の行動が相手にどれだけ価値を与えているか、そしてその対価が自分に返ってくるかを見直す必要があると感じました。
これはただ与えるだけではなく、相手にとって本当に価値あるものを提供することが大切だということです。
旦那さんに関してもそうです。私はしてもらえなかったことを大声で言うだけで、旦那さんに対して、どれだけ与えられているかと疑問に思いました。
6. 今後のアプローチ:与えることを選ぶ
これからは、相手に何を与えられるのかを意識して行動していこうと決めました。
特に、相手にとって役立つものを提供し、自分自身も複利的な成長を目指して行動していきます。
与えることは長期的に見れば自分にも返ってくることを信じて。
7.具体的な行動として考えられること
・感謝の表現を忘れない
小さな助けやサポートをもらった時も、すぐに感謝の気持ちを伝える。感謝の言葉を伝えるときは具体的に伝える。
・親切にする
人が求めていることに気づき、さりげなく手助けをする。例えば、困っている人がいれば声をかける。
・知識やスキルをシェアする
自分が得意なことや知識を、周りの人に分け与える。例えば私はアドラー心理学や傾聴、断捨離を勉強したのでSNSで有益な情報を発信したり、友人にアドバイスをするなど、知識を分かち合う機会を増やす。
・見返りを求めないサポート
誰かを手助けするとき、見返りを求めずに行動することが大切。長期的な視点で、自分の行動が周囲にポジティブな影響を与えることを信じる。
・職場のメンバーや家族をサポートする
自分の成功だけではなく、他者の成功を手助けする。メンバーや家族の目標を応援し、その達成に向けてサポートする。
・共感する
家族や職場のメンバーやお客様に共感する。
他の人の感情や経験を感じることで学びや気づきを得る。
8.結論
複利思考とGiverの考え方は、どちらも物事を長い目で見て進めていく力が大切です。
毎日の小さな行動が、未来に大きな影響を与えることを意識しながら、他の人に価値を与えることが、自分自身にも素敵な未来を引き寄せる第一歩だと感じます。