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読書感想文:みんなが読みたがる文章


本と出会ったきっかけ


この本を手に取ったのは、インスタのおすすめタブに紹介されていたのがきっかけです。
私はnoteの記事作りやインスタ、スタイルスナップでの商品紹介に活かせそうだと感じ、早速読み始めました。


著者と本について


著者のナムグン・ヨンフンさんは、数多くの本を読む中で書く技術を身につけた方です。
文章を書き続けるうちにいくつかの本を出版し、現在では文章の書き方に関する講義や個人授業も行っています。


内容の要約

この本では、文章力が労働の価値を高める重要なスキルであると語られています。
ナムグンさんは、文章を書く上での基本を大切にし、「短く、簡潔に書くこと」の重要性を強調しています。さらに、文章の構造を覚え、多読やフィードバックを通じて実力を養う方法についても詳しく触れられています。
また、ChatGPTの活用法など、文章を通じて経済活動に結びつけるためのさまざまな手法も紹介されています。


新たに得た学びと気づき


1. 話すように書く大切さ
話し言葉のようにシンプルでわかりやすい文章が読み手に響くという視点を得ました。
それ以来、アウトプットは音声入力でするようになりました。

2. 推敲の重要性

常に間違いがないか見直し、文章を磨き続けることが求められます。これは、文章だけでなく仕事でも応用できる考え方だと思いました。
私はいつもせっかちで、確認不足で失敗してしまいます。
「どんな時も欠陥があると思って見直しなさい。そうすればミスが見えるから。」という言葉が胸に響きました。これ以来、自分の力を過信せずに何度も見直すようになりました。

3. 散歩が洞察を深める手段
思考を整理する手段としての散歩は、これまでも耳にしてきました。私は散歩をしないといけないとううよりも散歩をすることで得られるリラックス感が大切だと感じました。
心が落ち着いていると、脳が新しい情報を自然に結びつけやすくなり、柔軟で創造的な発想がしやすくなります。心がほぐれ、視野が広がることで、普段とは違うアイディアが浮かびやすくなります。
そのためのゆとりが必要です。

4. 読者をイメージして内容を調整すること
読者によってテーマの捉え方が変わることを意識し、内容を調整することの大切さを学びました。
私が取り組んでいるアウトプット活動を例にあげます。インスタでは視覚的にわかりやすく魅力的に伝えられるように工夫するようになりました。
スタイルスナップでは具体的な商品紹介や実用性を重視することで、購入に悩んでいる方の後押しができるのでは?と考えました。

5. 模倣からの学び
他者の文章を模倣することで、自分のスタイルに落とし込む学習法も取り入れていきたいと感じました。ナムグンさんは「3冊筆写しよう」といいます。
筆写まで正直モチベーションがあがりませんが、この本を読んでから文章を読む時の姿勢が変わりました。筆者は何を伝えたいのか、どんな文調なのか、をなんとなく考えるようになりました。

この本への感想


「話すように書くこと」や「1文を短くすること」は、わかりやすい文章を書くための基本なんだなと感じました。私も、つい考えが複雑になりすぎたり、回りくどくなったりすることが多いので、このシンプルさを意識する視点は本当に助けになります。
また、推敲を重ねて、常に見直すことの大切さにも改めて気づかされました。文章って、一度書いたら終わりではなく、何度も見直して磨き上げる必要があるんですね。
これからは、今までに書いたnoteの記事も見返して、もっと読みやすく、伝わりやすいように仕上げていきたいと思います。

この本が自分に与えた影響

この本を読んでから、文章を書く姿勢が変わりました。話すようにシンプルに書くことや、要点を簡潔に伝える意識が芽生えました。読者をイメージし、相手がどう受け取るかを重視した内容の選択や構成を心がけるようになりました。

また、学びを深めるための工夫として、印象に残った一文をスマホにメモする習慣もつきました。
「思考の銀行に蓄えておく」という一文が、心に残り、学びを積み重ねていく大切さを改めて感じています。

この本から得た学びや変化を、今後の活動に活かしていきたいです。

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