苦手な人との職場の時間をどう乗り越えるか
職場で苦手な人にどう向き合うか?
職場で苦手な人って、どんな場所でも一人はいますよね。仕事だから避けて通れず、時には日々の業務にまで影響を及ぼすこともあります。
では、そんな人との関係をどうやって「すごく嫌」から「ちょっと嫌」に変えることができるのでしょうか?
私自身の経験と、その中で試した思考の変化についてシェアしたいと思います。
退職を考えるほど辛かった(当時は)
私にはかつて、退職を真剣に考えるほど苦手だった人がいました。異動してその人と距離を置けるようになってからは、ようやく平穏な日々を送れるようになりました。でも、その時の感情はまだ残っています。電車のミュージックホーンを聞くだけで心臓がドキドキと痛みます。その地域には、今でもネガティブな印象がつきまとっています。
再び向き合う必要が出てきたとき
そんなある日、以前の職場へ手伝いに行くことを頼まれました。その瞬間、「行きたくない」という思いが頭をぐるぐると回り、不安が一気に湧き出しました。
どうしようどうしようと焦燥感が襲い、未来への不安で今を楽しむことができなくなってしまいました。
ですが、私はこの一年、自己啓発本を数多く読んだのです。自分の思考をコントロールする方法を学びました。これを活用して、私の思考を変えることができないか試してみることにしました。
考え方を変える具体的な方法
自己啓発本では「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」という考え方が繰り返し登場します。
私はこの教えを元に、以下のような対策を実践しました。
1. 現実的な調整: 職場が遠く、長時間保育園に息子を預けることに罪悪感がありました。そこで、保育園の送り迎えに影響が出ないよう勤務時間を調整してもらいました。
2. 視点の転換: 苦手な人に細かく注意されることを、「自分をバージョンアップさせる機会」と捉え直しました。
3. 思い込みを見直す: その人にも別の考えや信念があり、私に接しているのだと視点を変えることにしました。これは「その人を許すチャンス」と見なすことで、自分の心を軽くする助けとなりました。
気持ちが軽くなるまで
こうした考え方の変化を続けることで、「起こったことには意味がある」「まあ一日だけだし」と前向きな思考にたどり着けました。
これまでは何日も嫌な気持ちを引きずっていましたが、半日で気持ちを軽くすることができました。
もちろん、来月になったら「やっぱり苦手だ」と感じるかもしれません。
それでも、自分の思考を少しでも変えられることは大きな前進だと思います。
自分を楽にするために
「人生は嫌なことが必ず起きる」。自己啓発の本を通して学んだのは、嫌なことが起きるのを恐れるのではなく、起きたときにどう対処するかを考えることが大切だということです。
RPGのように、敵(嫌なこと)は倒してもまた現れれます。
でも、考え方を変えて乗り越えることで、心が楽になる瞬間は確かにあります。
これを読んでくださった方が自分の気持ちを軽くしてもらえたら嬉しいです。