わたしはダメな人ではなく、「ダメな人」という考えを持っているだけ
クライアントさんとのセッション中に、こんなことをよく言われます。
「わたしには無理です。」
「わたしはダメなんです。」
「わたしには続けられないです。」
「わたしは人に意見は言えません。」
そのたびに、わたしはこう言い換えます。
「わたしには無理です。」という考えを持っているのですね。
「わたしはダメなんです。」という考えを持っているのですね。
「わたしには続けられないです。」という考えを持っているのですね。
「わたしは人に意見は言えません。」という考えを持っているのですね。
この違い、わかりますか?
「わたしはダメなんです。」と言っている時は、わたし=ダメ。
でもそれは本当でしょうか?
実はそうではなく「わたしはダメなんです。」という「考え」を、あなたが持っているだけ。
まずはこれに気づくこと。
これに気づけると「わたし」と「ダメ」を少し切り離すことができます。
わたしもこの切り離しが、どちらかというと苦手な人です。
コールセンターでマネジャーになった時は「マネジャーはリーダーシップがある人」と頑なに信じていたので、リーダーシップがないわたしはダメなマネジャーだと自分を責めて自信を無くしたし、リーダーシップを発揮している人を見るとすごくうらやましかった。
まさしく「わたし=ダメなマネジャー」と思いこんでいる状態。
「わたし=ダメなマネジャー」という「考え」を持っている自分に気づけた時、「もしかしたらダメじゃないかも?」と少しだけ思えました。(100%完全に思えないところがわたしらしいですが、それもOK!)
「わたし」と「ダメなマネジャー」を少し切り離せた時に思いこみの渦から抜け出し、やっと「じゃあどうしたい?」という質問を自分に投げかけることができました。
リーダータイプじゃない自分を受け入れた時に、「あっ、じゃあリーダーらしいことしなくていいんだ!」と逆の発想が浮かびました。
・リーダーだったら強いかもしれないけれど、わたしは弱くてもいい
・リーダーだったら頼らないかもしれないけれど、わたしは頼ってもいい
・リーダーだったら孤高の人かもしれないけれど、わたしはまわりと話そう
そう思えた時の安堵感といったら!
今振り返っても、わたしは歴代マネジャーの中で一番弱く、まわりを頼り、スタッフとの対話時間が長かった人だったと思います。
でもそれがわたしが精一杯やれることだったし、今も後悔はありません。
今、この記事を読んでいるあなたは、自分のことをどう思っていますか?
・子供に優しくなれないママ?
・パートナーにガミガミ怒ってしまう妻?
・家族に自分のことを認めてもらいたい自分?
・他人の目を気にしてしまう自分?
・ダイエットしているのに甘い物がやめられない自分?
・スマホばっかり見て嫌になっちゃう自分?
そんな時は一回深呼吸をして、「◯◯◯という考えを持っているんだな。」と自分から一歩離れてみてくださいね。
そして自分を責めることを少しお休みして、「じゃあどうしたい?」と聞いてみてください。意外にびっくりするような答えが出るかもしれませんよ!
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