本を買うか、借りるか
積読解消期間
東野圭吾さんの『クスノキの番人』を読んでいます。
文庫になってからしばらくして購入したまま積読になっていたのですが、絶賛 積読解消期間として手に取りました。
近所の書店でも、いろいろなブックランキングでも、ずっと上位にランクインしていましたよね。
しかし、私にとって東野圭吾さんはミステリー作家というイメージが強く、「まぁこんなに人気ならちょっと読んでみてあげてもいいけどね?」というなんとも上から目線の斜に構えた気持ちで購入したものでした。
(とても失礼)
これがなんと、とてもおもしろいのです。
あんな斜めから手に取った自分も、積読にしていた自分も、すべてボコボコに殴りたいくらいにとてもおもしろい。
良く考えてみれば、私は『パラレルワールド・ラブストーリー』が好きなので、誰も死なない東野圭吾作品は相性が良いはずなのです。
(パララブは誰も死なないわけではないですが)
間もなく読み終わるので、読了したらまた読書感想文をアップしますね。
クスノキの女神
私が読み始めたのは5月中旬だったのですが、なんとクスノキシリーズの第二弾が出るとのことでした。
そして数日後に書店で大々的に掲出してあったのが『クスノキの女神』。
『クスノキの番人』の虜になっている私には喉から手が出るほど読みたい作品です。
ですが、ここで問題が。
私、単行本が苦手なのです…。
一番の理由は重いということ。
重くてデスクに向かっていないと読みづらいので、とても疲れる上に内容が頭に入ってこないのです。
そして、持ち運びにくいということ。
移動中や外での待ち時間に読みたいので、文庫本が便利なのです。
そうは言ってもどうしても読みたい『クスノキの女神』。
文庫になるのを待ってられるか!!という気持ちと、でも単行本はなぁ…という気持ちとで数日迷い続けています。
買って、やっぱり読みづらい!読めない!!と思うのが辛いので、行き着いた結論が、「図書館で借りよう!!」ということでした。
早速、県の蔵書横断検索で検索しました。
なんと…なんと………
県立図書館:予約70人
最寄り図書館:予約26人
隣接地域の図書館も10人以上は待っているようでした。
予約26人ということは、順番が回ってくるのは1年後です。
県立図書館は3週間借りれるので、なんと4年後(笑)
もう文庫が出てるわ!!!
さすが東野圭吾さんですよね。
安易に借りようとした私が軽率でした。
せっかちな私はそんなに待っていられません。
もう諦めて単行本を買うしかないですかね。
みなさんなら、こういう時どうしますか?