漫画「あひるの空」名言②車谷智久〜変わりたいと思う人へ〜
“今まで通り”を変えられない人間は
来年も再来年もずっと今まで通りだ
こんにちは、中学聖日記の岡田健史にどハマりして韓国ドラマ並みの沼にハマっているマッチャンです
今回はあひるの空の主人公の父親、車谷智久の心揺さぶる言葉を紹介します
病気になっても走り続けることを望んだ妻
その前にちょっと寄り道。この漫画と彼について説明を。
主人公は身長150cmのリトルボーイでその父親である彼はその昔強豪校でバスケットをやっていました(その後バスケットから離れて農業をしています)
しかし作中では描かれてなかったと思いますが、レギュラーではなかったようです(理由はわかりません)。ですが、実力はあったようでチームメイトからは一目置かれる存在でした。
そして彼の妻、つまり主人公の母親はそんな彼と同じ大学のバスケ部で全日本のレギュラーになるほどの実力者でバスケットが大好きでした。しかし彼女は癌でこの世を去ってしまいます。彼女の癌がわかった当時、まだ身体は元気でまだまだ走ることができました。でも彼は彼女を心配して「もう走るな、バスケをやめて治療に専念してくれ」と言います。そしてやがて治療が始まり亡くなる直前の病床の彼女は言います
「まだ走れたのになぁ、、、」と
そして彼女は一度も走ることなくこの世を去ってしまいます
出会い
そして彼は彼女が亡くなった後、主人公の通う高校の臨時教師になります。そして「女子」バスケ部の顧問になります。ですがこの高校のバスケ部はお世辞にも強いとは言えない仲良しこよしのバスケ部。しかしそのうちの何人かは県大会やインターハイを目指したいと思っていました。
そこで彼は女子バスケ部全員に問います
「強くなりたいか?」と
そして彼女たちは答えました
「強くなりたいです」と
彼は答えました
「わかった」と
想像を超える練習量が彼女達の心を折る。そして突きつけられた言葉
そして地獄の練習が始まります
今まで経験したことのない練習量が彼女たちを襲います
そしてこの言葉を言います
“今まで通り”を変えられない人間は来年も再来年もずっと今まで通りだ
この合宿は半強制的にやっていることだがやりたくないやつは帰ってもいい
この言葉はめちゃくちゃ厳しい言葉ですが、私は当を得てると思います。
私の好きな格闘家の山本KID徳郁さんもこう言っていました
やりたければやればいい、やりたくなければやらなければいい。でもやらなければ誰からも相手にされない by 山本KID徳郁
↑↑↑↑あひるの空関係ないけど似てるから笑↑↑↑
そしてこの言葉を聞いて彼女たちは「大丈夫です!やれます!」と言います
「まだ走れる」
しかし彼女達も覚悟の上で臨んだ合宿は想像を遥かに越えていました。それはバスケットが嫌いになるほど走らされ、走れない、動けない身体でもそれでも走り続けろと言われます
でもここはキャプテンや副キャプテンのようなバスケット経験者ばかりではない、ただの公立高校の女子のバスケ部。
経験者や運動が得意な人ばかりではありません。
そしてチームメイトの一人がいいます
「もう走れません。動けません。私は陽(キャプテン)やマドカ(服キャプテン)みたいに運動神経が元々いいわけじゃない」と泣きながら言います
しかし彼はいいます
「まだ走れる」
(きっとこの言葉には亡くなった妻の思いも受け継いでいるのだと思います)
続けてこう言います
「上達しないのはセンスがないから、退いてしまうのは才能がないから、あの人にはあのチームには敵わないから。人は目指していた何かを断念するとき必ず理由をつける。なぜかわかるか?」
「その方が楽だからだ」
「ダメならダメでいい。ただ自分の努力の足りなさを別の何かのせいにはするな」
どれだけ努力したとしても、その努力が報われる日なんてこないかもしれない。
それでも今日を、今を精一杯、一生懸命やるしかないんです、きっと。
誰のせいでもない、全て自分自身の問題なんだって。
一歩ずつ、少しずつ前へ
走りっぱなしのやつなんてこの世にいない。
進んで止まって。
止まって進んで。
人はそれを「歩み」と呼ぶのだ。
つらくて悩んでるのはあなただけでしょうか?
きっとみんなそれぞれ悩んで毎日を過ごしてます。
何か変えたい、変わりたいと願うなら今日から「今まで通り」を変えてみませんか?
だから一緒に明日も頑張りましょう!!
というわけで今日はこの辺で
でわ、また!