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眠りのnoteで正しい知識とよい睡眠習慣を身につけよう
睡眠を改善するために必要なものは
睡眠に関する正しい知識
睡眠習慣を変えるための技術
の2つです。
世の中には睡眠に関する情報が氾濫しており,その内容は玉石混交です。正しい知識を身につけることが,よい睡眠への第一歩です。
そして分かっていても実践できないという段階の人に必要なものが,睡眠習慣を変えるための技術です。悪い習慣を断ち切り,よい習慣を身につけるのは,我慢でも根性でもなく技術なのです。
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少し例を挙げてみましょう。
睡眠が足りない日は行き帰りの電車で寝ている
睡眠が足りない日は誰にでもありますよね。電車で寝るという習慣がある人も,帰りの電車で眠るのは夜の睡眠の妨げになっています。寝付きが悪い,よく眠れた感じがしないのはこの習慣のせいかもしれません。
習慣は恐ろしいもので,座ったら最後,電車はいい感じの振動を与えてくれて,眠りに落ちてしまいます。あなたはこの魔力に打ち勝つことができますか?
睡眠不足を週末の朝寝坊で解消している
平日は朝が早く辛いけれど,ようやくやってきた週末。頼むから起こさないでくれよと布団の中から出てくる気配のない人,いますよね。そもそも平日の朝,とくに月曜の朝に辛い思いをするのは,週末の朝寝坊のせいだということに気づいているでしょうか。
週末に早起きしてもやることはないし,睡眠不足を解消するためには仕方ないと考えているのかもしれません。あなたは二度寝の誘惑に打ち勝つことができますか?
寝付けないときについお酒を飲んでしまう
お酒を飲むと眠くなりますよね。眠れない夜に,少しだけならいいかなと,ついお酒を飲んでしまったことはないでしょうか。気づいたら毎晩のようにお酒を飲んで,ほろ酔い気分で床に就くことが習慣になっている。寝付きはよいような気がするけれど,なぜか夜中にいつも目が覚める。そう,お酒は寝付きをよくする一方で,眠りの質は悪くなっているのです。
眠れないからお酒を飲む。お酒を飲まないと眠れない。そういう考えが浮かんでいる人は,いわゆる「依存」の状態に近づいています。いやいや止めようと思えば止められるけれど,今は仕事が忙しいから寝られなくなったら困るんだよ。
いわゆる「アルコール依存」と呼ばれる状態になってしまったら,病院で治療をする必要があるかもしれませんが,もし習慣を脱したいという気持ちがあるのであれば,ちょっと違うことを試してみるのはいかがでしょうか。
習慣を変えるために別のパターンを試してみよう
習慣を変えるためにはまず,問題の構造を理解する必要があります。
なぜ問題行動を繰り返してしまうのでしょうか?
なにをきっかけにして問題行動をしてしまうのでしょうか?
これを理解した上での最後のステップが「別のパターンを試してみる」です。
仕事帰りの電車では空席ができても座らない。あるいは座ったとしても,家に帰ってからみようと思っていた動画をスマホで見るといったやることを決めてみたらどうでしょう。実際に,最近はスマホを触っている人がほとんどで,電車で居眠りする人口は減っているように感じています。
二度寝の誘惑に勝るご褒美を朝に用意して週末のルーティンにするのはどうでしょう。睡眠不足は前の日に少し早く寝床に入って解消することもできますし,昼寝をしたっていいのです。平日も週末も朝のルーティンを変えないという方法もありますね。
夜のお酒を取り上げられると,皆悲しそうな顔をします。お酒は夕食のときに楽しみ,お酒以外に気分のよくなる方法を試してみましょう。おすすめは入浴や温かいノンカフェイン飲料でリラックスすることです。嫌なことや忘れたいことがあって気を紛らわせたい場合は,紙に書き出してどこかに片付けておきましょう。人間関係や情報から距離を置くために夜はデジタルデトックスの時間にするというのもよいでしょう。
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このページでは概要のみをお示ししましたが,正しい情報を見極められるようになるためには知識をさらに深める必要あありますし,習慣を変えるための提案を自分に生かせるものに変えていくためには,もう少し時間がかかります。
noteへのコメントにもお答えしていきますので,みなさんの悩みをお知らせください。匿名での質問も「眠りの質問箱」で受け付けています。