VR, ARってなに?
VR(Virtual Reality: 仮想現実)
AR(Augmented Reality: 拡張現実)
日本語の訳でもピンと来る人いなくないですか?
年末、長男(11歳)との立ち話
長男は今11歳で小学校6年生。
中学の受験を控えていた昨年末に、僕「合格したら何が欲しい?」
長男「ウオッチドッグス レギオン」、僕「分かった。それまで頑張ろうな。」
ウオッチドッグス レギオン?思わず知ったかしたけど、検討がつかなかった。僕は何でもググる。と、こんなイラストが出てきた。
えーっと、主人公は🐷?右に見えるのは絶対にビッグベンだよな。
ってことはロンドン?え、豚とロンドン?僕の第2の故郷、英国、ロンドンが舞台のゲーム?子は親をみて育つって本当なんだね。
『ウオッチドッグスレギオン』(英: Watch Dogs: Legion)はユービーアイソフト(*1)からウォッチドッグスシリーズ3作目として2020年10月29日に発売されたオープンワールド型クライムアクションゲームである。
*1
ユービーアイソフト(英: Ubisoft Entertainment SA)は、フランスに本社を置くコンピュータゲームの開発・販売会社。
(参考出典、Wikipedia)
小学校3年から塾に通い、本当はもっと遊んだり、ただ友達といたかった時もあったと思うし、僕は塾なんて小学校の時は行ってなかったから、本当によく頑張ったよなと思い、年末にいつもお世話になってるアレをポチってした。
あ、年齢指定、、まぁいっか。そんなこんなで受験を終えて最初の週末にウオッチドッグスレギオンの世界に飛び込んだ。
ロンドンじゃん
ちょっとこのトレーラー観てください。(一応、18歳以上とのこと)
僕の好きな英国人映画監督のガイ・リッチーが製作総指揮とかなの?
そうです、ここに描かれているロンドンこそが、VR、バーチャルリアリティ、仮想現実空間です。ゲームする世界観、オープンワールドがVRそのものなんです。ゲームを開始するとまんまのロンドンでプレイヤーが歩いたり、走ったりするだけではなくて他の通行人も、バスも、スポーツカーもドローンもほんとに普段のロンドンよりもちょっと近未来のロンドンがこのゲームの舞台、VRの世界なんですよ。
ピカデリーサーカスにて
一応、ゲームの中のワンシーンです。大学生の時にたまに行くことの出来たロンドンの中心街でのワンシーンです。(ユニオン・ジャックのショルダーバッグが眩しい)
新解釈VR(ウオッチドッグスレギオン編)
VR=ゲームの中の世界そのもの=ロンドン
これだとイメージ出来ますか。いや、自分が操作するプレーヤーだけがロンドンを歩いたりしたらいいですよ、でもこの世界では普通に通行人が話しかけて来ますし、ALBIONっていう警察組織がちょっとでも悪いことしたらずーっと追いかけてきます。(ドローンもおまけで追いかけて来ます)だからほんとにリアルです。
はい、次はAR
ちょっと以下の2枚のスクープ映像をよくご覧ください。
画面下に「オプティック、ctosカメラ、マイク、(までは1枚目の映像)
ラップトップからデータを集めています...」(2枚目の映像)ってバグリーっていうAI(人工知能)がプレイヤーに話しかけているシーンです。あ、ちなみにこの場所どこか分かりますか。バッキンガム宮殿正面前のクイーンビクトリア記念碑のあたりです。さて、上の2枚の写真の赤かオレンジがかった人のイメージ、皆さん認識出来ますか。これは、オプティック(LED光源やメガネに反射した光の軌跡等)、ctos(ゲーム内では監視用ドローン)カメラ、マイク(音声の軌跡)、ラップトップから発信された信号等をコンピューターが集積してドット(点線)化してたとえば昨日の17時頃のバッキンガム宮殿前の映像、音声、画像データをかき集め、その時間に誰がいたかを再現した映像なのです。イメージというか分かりますか、なんとなく?これが僕が発見したAR(拡張現実)です。もう一つの映像、観てみましょう。
はい、来ましたー。あんまりいいシーンではないのですが、人が移送されるシーンです。どうですか?さっきよりもイメージ広がりましたか。そうです、そのとおりです。最高です。ある特定の時間にそこで何が起こったのか再現できるんです。(もちろんARは他の用途もまだまだありますが)
新解釈AR(ウオッチドッグスレギオン編)
AR=ゲームの世界(VR)内で特定の時間と場所で何が起きたのか再現できる=ゲーム内ではオレンジがかった色の人やモノ
僕はちょうど長男がこのシーンをゲームプレイしている時に感嘆の声をあげました。僕「え、チョット待って。これすごくない?」、長男「うん。」
このゲームすごいし、2つの事が分かってきた
①ARはVRの中で再現も出来るが、近い将来は思いっきり現実世界、普通に今の時間軸で再現も可能となる。ただし、より多くのデジタルガジェットをはじめ、ドローンやこれから変わるであろうモビリティがカメラやレンズを通じてより日常に出てくるとなおさらゲームの世界のようになる。またより確実な再現と可視化においては通信の発達が必要だと思う。5Gから2030年頃に台頭する予定の6Gとなれば日本全国どこにいても通信環境は格段によくなると思うし、速度と確度もハンパないと思う。何よりも「可視化」がハンパない。
僕が考えたARの活用例
・交通事故現場や犯行現場の再現
・単身赴任のお父さん向け限定かもですが、奥さんやお子さんが家に来た時の映像というか残像の再現
・顧客やVIPの行動パターンや嗜好性の分析
「見落とし」や「軌跡」や「習性」や「新しい遊び方や空間での遊びの可能性(たとえば国際線の機内での過ごし方とか)」が実現可能?
②Z世代(1995〜2010年生まれ)のこと。(長男を見てて)
デジタル・ネイティブ、独自性重視、現実的、いくつものアイデンティティが特徴。例えば、1995年生まれだと、0歳でWindows95、10歳でYouTube、11歳でFacebook、12歳でiPhone、15歳でInstagramといった具合だ。言い換えるとデジタルの中で生まれてきた感じ。自分の子供が小学生から中学生、いや高校生なんかになると余計に全く違う世代だと気づくご両親も結構たくさんいらっしゃるのではないか。言い換えると、僕が思っているよりもいろんな意味で出来ているというか、知っている、のがあくまでも個人の印象だ。誰とは言わないが、ここ数日か数週間前に日本だけでなく世界からも注目を浴びた件においてももうそろそろ昔の常識や価値観を同じように当てはめる事自体、大きな問題というか不可能そのものだ。僕はそんなこんなで長男を見る目が変わってきたし、なんかほくそ笑む自分が最近よくいるのだ。
ミレニアル世代 v.s. Z世代
グローバル化 / デジタル含む複数世界
景気後退 / ソーシャル
ネットの登場 / デジタル・ネイティブ
自己実現(self-centered) / 自己認識(self-awareness)
権利意識 / 忍耐強い
クリエイティブ / イノベイティブ
依存的 / 独立独歩
(参考出典 【データ図解】Z世代VSミレニアル。2つの新世代の「違い」とは(NewsPicks))
書いていると違うことも考え始めた
こんな風に普通にnoteを書いてはいるが、去年からふと不安になったりすることもある。僕はとても子どもたちのことをこれまで以上に思うようになった。それにはいくつかそうさせることが、事実がある。人口が減少しているということ。コロナショックでこれまでの不自由のない登校や通学が覆され、去年の新学期からの数ヶ月は自宅で過ごさないといけない時がお子さんにもあったであろう。僕はこれを機に初等教育を見直し、子どもたちと言わず、僕たちのこれからの世代の人たちに何かを伝え、与えないといけないような気がしてならない。本当なら卒業式が楽しみで着物の試着に行ったり、たくさん写真を撮るためにスマートフォンのこれまでの写真をはじめとするデータを整理したり、卒業旅行の予約をしたり、引っ越しの準備をしたり、そんなことが去年は出来ず、もしかしたら今年も困難かもしれない。だから僕は中学を合格した長男には何も言わない。ダイバーシティを考えると長男と長女がこれからどうなっても受け入れようと思う。未来を僕が示すのではなく、彼らで彼女らで創って欲しい。だから、いろんなことを受け入れたいし、これまで以上に一人前になるまでは不自由なく過ごして欲しい。僕はというか僕たちの世代は働き方や時間の概念がまだこれからも変わる可能性は多いにある。その何とか新しく出来た時間(DXにより何とかこれまでよりも短縮出来たという意味で)をこれからの人たちや子どもたちの為に、教育、社会、経済の何かしらに貢献したいというかしないといけない気がする。
ウオッチドッグスレギオン(エピローグ)
面白かった。シナリオ、世界観、映像、未来観。製作者と配給ゲーム会社に感謝したい。また同時に近未来とか、ARについてすごいよくイメージ出来るようになったし、近未来とか未来が余計に楽しみになった。ちょっと眠い目をこすりながらもう一度トレーラー映像を観てみる。あ、なるほど、「世界を、未来を取り戻せ」か。僕は長男にありがとうって言いたい、なぜなら僕も未来を取り戻したいし、未来を自分で創りたい。そして何よりもよくぞこのゲーム選んでくれたと思う。さ、そろそろ寝よう。おやすみなさい、あ、おはようございます。(VRとARなんとなく分かるようになりましたか?)
ここまで読んでもらってCheers!(英国スラングというか、英国流、ありがとうございます。)
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