詩『人生の意味』
自分が何者かわからない
それは当たり前のことだ
自分の両目で自分自身を外から見ることはできない
だから、人生を通して自分を描いていくのだ
やがて、いつの日か人生が完結したときに、
そうか、自分はこういう人間だったのかと
初めて知ることになるのだ
そのときには、悔いや後悔や恥もあるかもしれない
でもたったひとつでも、誇れることや、貫いたことがあれば
そうだ、これが私という者であり、これが私の人生だったのだと、胸を張ってその問いの答えを受け取ればいい
私の場合は、たったひとつだけ貫いて来たもの、そしてこれからも貫いていくもの、
それが歌なのだ
そしてもしかしたら、
だれかが私たちを作ったというのなら、
そのだれか自身も、自分が何者であるかを知りたくて、私たちを、この世界を作ったのかもしれない
だから、答えを探そうとしてはいけない
答えを聞こうとしても、答えは誰も知らないのだ
その答えは、自分の人生を通して自分が見せていくものなのだから
人生の数だけ答えがあり、そこには正解も不正解もない
外には無数のヒントがあるが、答えは私の、そして君の内側にだけある
それを描いていくのが自分自身の人生というものなのだ
さあ、時間をかけて、自由に自分の答えを出してみよう
時間は永遠という名の一瞬だ
今日の選択も、その答えなのだ
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