見出し画像

ICT活用と教育制度の改革に向けた意見交換会を開催/たぞえ麻友・目黒区議

11月18日、鷹番住区センターにて都民ファーストの会所属のたぞえ麻友目黒区議が福島りえこ東京都議(世田谷区選出)をゲストスピーカーとしてICT活用と教育制度についての意見交換会を開催しました。

意見交換会には中央区議、教育関連企業の経営者や担当者、学習塾の代表、区民の方等が参加されました。

各人のご知見に加えて子を持つ親としても活発な意見が出るなど現状の問題点が露わになりました。

以下、大きな論点をご紹介します。 

①保護者が置いてけぼり

保護者自身が学校でICT教育を経験したがことないため、タブレットを活用した学習等がなかなか想像できません。そのため学校と家庭教育が連携せず、ICT教育は学校任せ、子ども任せになってしまいます。

②教員も経験が不足し、対策時間も取れない

教員自身もICT教育は初めてで成功体験もほとんどありません。ましてや既存の日常業務もこなしている中で、ICT活用の研究や習熟するための時間もなかなか取れません。

③新しい成果指標がまだない

ICT教育を導入したといっても成果を図る指標はまだまだ変わりません。子どもや親にとっては進学や就職、先生にとっては全国学力調査テストの成績です。ICT教育の導入には、それに適した成果指標がなければなりません。

どの論点も重要で簡単には結論づけることはできません。一方で先延ばしにして困るのは子ども達であり、逃げることのできないテーマです。これらのテーマについては今後も積極的に議論をしていきたいと思います。

その際はぜひ皆様もご参加いただけます様お願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!