TOMIDENヒストリー|【キーマンに聞く、トミデン】第2回_会社との出会い、教えてください(後編)
こんにちは!TOMIDEN note編集部です。
わたしたちトミデンは、創業以来続けてきた電気事業を軸に、新規事業として
・厨房設備事業
・農業
・まちづくり
など、幅広く展開しています。
そんなトミデンを支える、各部署のキーマンによる座談会企画。
前回は、20年近くメイン事業である電気工事部門で働いてきた、渡辺専務と中島常務に、トミデンとの出会いについてのnoteでした。
今回は、
ファシリティマネジメント部部長の大場さん
工事部部長の井隼さん
総務部総務チームチームリーダーの淺野さん
こちらの3名に、
【トミデンとの出会い】
【自分が考える、トミデンの特徴】
について聞かせていただきました。
大場さんとトミデン
前職の経験を活かせる可能性を感じ、転職
ー大場さんが入社されたのが2018年。前職では何をなさっていたんでしょうか?
大場:
前職は、天井メーカーにいたんですけど。その会社の勢いがだんだん下がってきたことを察知して、転職しようかなって考えたと覚えています。
―当初はあった勢いが、落ちてきた?
大場:
東日本大震災のとき、学校の体育館とか、室内の天井が落ちたっていうことが結構あったんですよね。
それで、天井メーカーでは落下防止対策を考えて。いわゆる設計事務所とか、役所とか、そういうところに営業をしに行く仕事をしていたんですね。
『これこれこういう方法があって、防止対策にいいですよ』という話を、飛び込みでひたすら行っていた。
で、その対策がほぼ終わった年が、この2018年か19年くらいの頃で。
―2011年の震災以降、天井業界のひとつの波が落ち着いたと。
大場:
そうなんですね。
そのころトミデンではシステムの営業で募集がかかっていて。対象者が、「役所への営業ができるひと」というニュアンスで書かれていたんです。
『あ、役所(への営業)ずっと行っているわ』と思って。
経験と合致するので、なんか役に立つかなと応募したわけです。
”新しい時代の社長"に出会った感覚
―入社前に感じた、トミデンの良いところは?
大場:
やっぱり、代表がまだ若くて、電気だけじゃなく色んなことを取り入れていたところかなと。
僕はそれまで、ゴリゴリの昭和の上司とか社長とか、そういう人としか仕事をしてこなかった。
前職のメーカーもそうですし。大学を卒業して入った広告会社で、フォトグラファーとして働いてたんですが、夜通し撮影とか全然あったので。
それに比べると、すごく新しい時代の会社なのかなっていう。そこがいいなっていう感覚はありました。
―古い体制だった環境からの、ギャップを感じられたんですね。大場さんは営業部ですが、工事部の雰囲気も気になります。部長の井隼さんに、お話を聞いてみましょう。
井隼さんとトミデン
実力を買われてトミデンへ
井隼:
僕の印象で言うと、トミデンは自由なところが多いかな。
僕も大場さんと同期で、2018年入社。直前はフリーで工事責任者をやっていました。
その前にとある電気屋さんにいて、それがトミデンの協力業者だったんです。
そこの会社で、トミデン対応の担当をやっていて。1年ちょっとかな?その間はトミデンにべったりで、渡辺さん、中島さんの弟子をやっていました(笑)
―そうだったんですか!
井隼:
その会社を辞めるとなったとき、渡辺さん、中島さんに『うちに来て』って誘われてはいたんです。
だけど、その前に自分の仲間の電気屋さんや内装の工事業者からの頼まれごとがあって、そっちを手伝うことになっていて。
『すぐには行けないよ』と言いつつ、手が空いたらトミデンで外注として現場をやたしてもらったり。
最終的に、2018年に入社しました。
―トミデンの仲間になるべくしてなった、ということですね。社内としては、やはり井隼さんには『ぜひ来てほしい』と思っていた感じでしょうか。
渡辺:
そうですね。仕事ぶりは知っていたので。『井隼さんが来てくれたら助かるよね』って。
基本的に全部社長にお伺いは立てるんですけども、『絶対大丈夫だから早く来て』と(笑)
『社長はわたしと中島で説得できるから、いいから来て』と、そんな感じでした。
自由に、お客さんを第一に。
―井隼さんは、フリーでも色々な現場を見られていますよね。その中でもトミデンの現場は”自由”とのことですが、具体的にどんな特徴がありますか?
井隼:
現場を持った社員には、あまり干渉しないところかな。
『うちの会社はこうだからこうしなさい』的な干渉は少ない。
結局のところ、『お客さんの喜ぶことはどんどんやってください』と。これが基本で。
ものをつくるのが好きなひとにとっては、自分の発想で、お客さんが受け入れてくれて、(会社が)やらせてくれる環境っていうのは、すごくいいのかなと思います。
ー素晴らしいですね。
井隼:
ただ、お客さんによっては、それは嫌だっていう人もいるんで。めぐり合わせにもよりますけどね。
ただ、会社のほうで(個人の裁量を)止めるということはあんまりないのかなって感じ。
―社員の自主性は尊重されている?
井隼:
そうですね、わたしはそう感じております。やり方自体が間違っていなければ…ということですけどね。
明らかにダメだよ、ということであれば周りは止めます。
でも、ある程度経験を積んでいけば、間違いもないので。自由にやらせてもらえるっていうところでは、仕事がやりやすいのかなとは思いますね。
淺野さんと、トミデン
”トミデンらしさ”を内側から支えてきた存在
―淺野さんにもお話を聞いていきます。皆さんとはまた違う、バックオフィス的な立場でいらっしゃいますが……
淺野:
自分は2015年に入社をさせていただきました。
元々、建設工事の調査会社にいたんですけれども、ちょっと体調的に業務がきつくなり……。
ただ、自分自身建築学科の卒業で、建設業界から離れたくはないなという気持ちはあって。
前職で図面を描いたり、Excelでの解析をしたりということはできるようになっていたので、それを活かせる環境を探して、トミデンに出会いました。
―そうだったんですね。
淺野:
入社してすぐは……図面を描くのかなと思ったんですが、違って。
入った時が工事の原価管理システムを入れた直後で、その担当者ということになりました。
和田本:
あれ、経理の募集で来たんだと思ってた。
淺野:
違います、事務の募集でした(笑)だから図面描くのかな、と思ってたんですけど。
入社してすぐ、原価管理システムをゼロベースから社内に定着をさせることに取り組んで。関連して見積ソフトの対応もしました。
―トミデンに入って印象的だったことは?
淺野:
トミデンの…というより、社長なんですが。
当時はチャットツールとかもあまりなかったと思うんですけど、現場の人が無駄なく、現場から会社に戻らなくてもまっすぐ帰れるように、Eメールを社内に導入しようとか。あとは、遠隔の勤怠管理システムを導入しようとか。
(社長が)そうおっしゃったのは、ほかの会社さんが言い出す前だったような気がします。
―和田本社長が、「社内にこれを導入しよう」とおっしゃったときには、淺野さんが調査や手配をして?
淺野:
はい、色々調べて、各所とやりとりして導入するっていう感じですね。
ー工事部の皆さんにとっては、やはり嬉しい導入だったのではないでしょうか。
和田本:
いや、工事部って結構大変なんですよ。夜通し仕事だったり。
そんなことしても、多分ほとんど変わってなかったんじゃないかと思うんですけど……。
渡辺:
でも、昭和気質の工事屋さんだったら絶対に導入はできなかったかなと思います。
だからまず、社長からのそういう指示があるとないとでは全く違いますし。そこに、システムに強い内勤の社員がいるというのも強い。
形をつくりあげてくれて、そこにみんながついて行って、システムを使いだすという流れで、間違ってないと思うんですよね。
だから、淺野くんがいるっていうのは、非常に強みだな、と感じています。
次回noteの頭出し
会社との出会い、教えてください(後編)はこれで終了です。
今回は、
・厨房設備の営業
・電気工事
・総務
と、異なる業務に携わる3名にお話を聞きました。
そのバックグラウンドもさまざま。
その中で、皆さんのお話に共通していたのが、自由で革新的なトミデンと、それを引っ張ってきた和田本社長の考え方でした。
お客様第一の姿勢は変えず、社員ひとりひとりの自主性や効率も大切にする。そんなトミデンの哲学に、メンバーが賛同していることも伝わってきます。
次回は、会社を支えるキーマンたちに【これからのトミデンでどんなことをしていきたいのか】を語っていただきます!
さいごに
TOMIDEN note編集部では、創業50周年を迎えた株式会社トミデンの魅力をたくさんの方へお伝えするため、2024年から始動しました。
TOMIDEN noteを通して、チームトミデンの魅力、トミデンのポテンシャルを感じて頂けたら、こんな嬉しいことはありません。
・ゆるやかな連携案
・本格的な連携案
・採用(正規、非正規、パート)
・事業のご提案
・その他
がございましたら、何なりとご意見を頂戴できれば幸いです。
会社の方針の全てをお伝えできているわけではありませんが、できる限り透明で、トミデンそのものを知って頂けるよう、一歩一歩進んで参ります。
2024年10月21日
TOMIDEN note 編集部
編集長:辻吉彦
文:とりのささみこ
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