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日記 『覚えていたいこと』

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ふとした時につづる日記です。忘れてしまうことは選べないから、せめて自分が覚えていたい瞬間を書き残すことには、きっと意味がある。
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#おかげで死ぬのが楽しみになった

【日記】 もう1年、まだ1年。

小説家として、今日でデビュー1周年。 「もう1年」とも「まだ1年」とも感じる、濃ゆくて、でも…

【日記】 「三刷重版の重み」

先日のこと。 担当編集の池田さんから「三刷!!!!!!」と重版決定の連絡をもらった。 当然…

【日記】 「難しいから選ぶ」

午前中は曇り空。 たまに太陽が顔を出すと、世界が一気に華やいで、心が弾み出す。 こんな時、…

【日記】 「雨と紫陽花」

朝から小雨がぱらつく。 仕事場に向かう途中、紫陽花が雨を受け、本領発揮とばかりに咲き誇っ…

【日記】 「1週間」

日記を書くようになってちょうど1週間になる。 よかったことは、 記憶の網目が少し細かくな…

【日記】 「意識と体の主従関係」

昨日の伊丹弾丸ツアーの興奮からか、夜中に目が覚めた。 頭では「まだ寝ていた方がいい」と認…

【日記】 「書店という居場所」

ふと思い立ち、早朝から新幹線に乗って兵庫県の伊丹へ向かった。 目的地は、以前から訪れたいと思っていた書店、ブックランドフレンズ。 店主の河田さんとは10年以上も前から知り合いではあったが、 お店に伺ったことはなかった。 以前お会いした時に伝えた「いつかお店に行きます」という言葉を社交辞令にはしたくないなと思っていたので、ようやく念願が叶い、少しだけほっとした。 入り口のドアを開けて中に入る。 噂にたがわぬ、素敵な書店だった。 本が好きな店主が、本を好きな人のために営む、 居

【日記】 「無理をしない」

小説の発売日以降ずっと気を張っていたからか、少し疲れが出てしまい、午前中はゆっくりと家で…

【日記】 「重版出来」

夕食を食べ終わり食器を片付けていたら、デビュー作を担当してくださっている編集者から「重版…

【日記】 「スティルライフ」

ぶらりと立ち寄ったインテリアショップで聴き馴染んだ音楽が流れていた。baobab + haruka naka…