保育士集団の力を発揮させる為のチームアプローチとは
いよいよ、通常の保育が始まります!
2024年度(R6)のスタートです
うちの園では、スタート前に全職員で園内研修をするのが恒例行事
園の指針や個人情報保護、リスクマネジメント等年度当初に知っていても確認の意味も含め行っている
そして、私はその年その年で内容を変えて伝えている
一つは、人権擁護の視点としての「軸」の話をしました
そして、もう一つがチームアプローチの話
本来チームアプローチとは、多職種が同じ目標に即しながら物事を解決に導く内容になるのですが、それを園にいる様々な個性のある職員に見立て、協力し合いながら物事を進めること、これもチームアプローチではと考え、自分なりの解釈で話をした
①自らの役割を理解して果たす重要性
何よりもこれ、私たちの支援はスキルを求められる仕事をしている
一年目であろうと保護者から見れば「プロ」でなければならい
そう考えても一年目は一年目のスキルしか持ちえない
では、どうすればよいのか
自分の役割を”理解して果たす”ことだ
これが一番のミッションになる
そして、その役割を指示する者はその人のことを理解しなければならい
役割を果たすことが最も重要であるが、それを”理解”に繋げないと本当にミッションを果たすことはできない
子どもは不確定要素の塊だからだ
〇を×にするという”作業”は〇を見つけて”×”にするだけだが
重要なのはなぜ”〇”を”×”にするのかとうことだ
この部分を相手に分かるように、”アウトプット”することが出来るのかも重要
指示した職員が「あいつは役割を果たせてない」と怒る人もいるかもしれないが、実は”アウトプット”に問題があることも少なくないと思う
②職員同士の情報共有
対話と議論
物事を進めるためには”対話”が効率的であり重要になるのだが
チームで物事をアプローチする時の土台である情報を共有するためには対話がとても重要である
ダイアローグともいい、互いを尊重しながら情報を共有することにより、人と人との理解と情報も共有でる
そして、その積み重ねが社会的安全性を確保できる場所になる
しかしながら、数多くの業務とハードな保育療育
本当に時間との勝負である
③自分は所詮人間だということを理解する
自己覚知です
この、所詮人間というのは私の座右の銘です( ´艸`)
自分の凸凹を理解しさらけ出すことで、相手の凸凹も受け入れ助け合うことが必須である、チームアプローチをする時には自分を生かし相手も生かすこれが必要
その凸凹が歯車のようにかみ合いだすと、状況が回りだします
④役割を果たすその先
今回私はチームアプローチとは、”役割を果たすこと”だと内部研修で伝えた
しかし、その役割を果たすのみだと言った言われたという関係性陥る可能性がある
なので、役割の理解が大切との話をした
その上でまとめとして、状況を俯瞰的にみる力をつけ自らの役割を果たせる人になって欲しいと少し先の自分の成長のビジョンを伝えた
⑤まとめ
今回の研修で、どこまで伝わったのか分からないが職員を管理する立場である以上、職員集団をどう導きたいのかというビジョンがないと引っ張っていくことはできない
職員同士が助け合いえないレベルでは、子どもに集団の大切さなんて教えることが出来るはずがない
絶対にそう思います
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